アルデンヌ地方の生ハム [フランスのグルメ]
アルデンヌ産の生ハム
(Jambon sec des Ardennes)
どことなくフランドルの静物画のような風情ですね。
アルデンヌ地方は、藤田の礼拝堂のあるランスをさらに北に上がったところにあり、フランス、ベルギー、ルクセンブルクの3カ国にまたがっています。そしてフランス側の中心都市がシャルルヴィル=メジエールです。
パリ→シャルルヴィル=メジエール(列車で約2時間)
アルデンヌはイノシシと豚で知られていますが、特に生ハムの産地として有名です。作り方は、豚のもも肉に塩を擦り込み、9ヶ月から12ヶ月かけて熟成させます。
まずは見た目の美しさと香りを楽しみつつ、食前酒とともにいただきます。
お料理に使うときは火は通さず(料理の塩味がきつくなりすぎる)、オムレツやアルデンヌ風サラダなどに添えて食べるのがいいそうです。実際の映像は下記をクリック。(3分弱の映像。頭に10秒ほどCMあり)
いずれも簡単で庶民的な料理なのに、おいしいごちそうに見えますね。ナイフとフォークを持ってテーブルに加わりたい気分。念のため、アルデンヌ風サラダとは、ジャガイモとタマネギとベーコン(これもアルデンヌの名物)を炒めグリーンサラダにのせたもの。
ハムは簡単には日本に持ち込めないので、やはり海のむこうで食べるしかなさそうです。ランスに行ったついでに足を伸ばして現地で味わってみるのもいいかもしれません。ランスからは列車で50分前後。
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