フルーム川にかかる橋 イギリス [人の住む橋]
フルーム
(Frome)

ロンドン→バース→フルーム(バース乗り換えの列車で約2時間20分)
フルーム川にかかる橋
Fromeと書いて「フルーム」と発音します。
町の名前と同じフルーム川は全長32キロほどの川。その間に何本か橋が架かっていますが、市街地にあるのがこの橋です。その歴史については情報ソースによってやや異なります。
wikipediaのフルームの町に関する記述に登場するこの橋は、オリジナルは14世紀に建設されますが、16世紀に立て替えられ、18世紀になってからは拡張工事が行われ、その時、橋の上に家が建てられたそうです。
一方、フルームの観光案内所のサイトには、橋が建設されたのは1667年で、橋に建物がある珍しい橋であるという短い記述があるのみです。
ここは、バースのパルトニー橋とは異なり、まるで観光とは縁のない橋のように思えます。写真を見る限り、特筆するような装飾が施されているようにも見えません。フルームの日常の中にある生活の橋という感じです。しかし、少なくとも300年はここに根を下ろして、町の往来を支えて来たことに間違いはなさそうです。空気のようにこの町に溶け込んでいるのかもしれません。
いろいろ調べて行くうちに、上記の写真の中央にある、一階部分が薄い卵色をした建物が不動産屋のサイトに出ているのを発見!→こちら
詳細を見てみるとだいたいの造りが分かります(レストラン用の物件です)。
建物は石造りで、屋根はスレートとタイル。フルーム川にかかる橋の上にあり、東西の川の眺めを楽しむことができる。国の歴史的建造物保護グレードIIに指定されている。
一階:ロビー、メイン及び奥の客用の食堂
二階:踊り場、調理場、調理準備室、貯蔵室、男女別トイレ
三階:踊り場、3部屋+シャワー室
二階:踊り場、調理場、調理準備室、貯蔵室、男女別トイレ
三階:踊り場、3部屋+シャワー室
賃貸料:年18,000ポンド(250万円)
尚、Google Earthならストリートビューで橋を渡った気分になれます。興味と時間のある方は「Frome the Bridge」で検索してみてください。
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