大晦日のごちそう その2 [フランスのグルメ]
年末もこの時期になると、お正月の準備で町がざわついてきますね。
そして、にわかに「今年中に○○を終わっておきたい」などと思い始めて、さらに忙しくなってしまいます。今ごろじたばたしても仕方がないのですが……。
さて、シリーズの二回目はメイン料理。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 3で2012年12月28日に放送)
午前8時の市場。あちらは8時でもまだ真っ暗。
クリスマスの時ほど人は賑わっていませんが、大晦日のごちそうのための食材を求めにやって来る人たちのためにお店の準備です。
「何が一番売れそうですか?」と取材班。
「一番は毎年シャポン(去勢された雄鳥)だね。売上の三分の一がシャポンですよ。次が七面鳥」と鳥肉屋さん。
そして今日の料理を作ってくれるレストランLes Chaumièresの厨房では、鳩がさばかれていました。
というわけで、本日のメイン料理は鳩料理。
鳩もこんな風になってしまうと鳩には見えません。
昔は鳩の肉を食べるのが許されたのは領主だけだったそうです。
おろした鳩は、熱したフライパンで回りに焦げ目がつくくらいにさっと焼いたら、砕いたドラジェを適量ふりかけ、水を注ぎます。
ドラジェを入れることで独特の甘みと風味が生まれるそうです。
ここからはとろ火でゆっくり火を通して行きます。
付け合わせとソースののったお皿にもりつけたら出来上がり。
ソースは、きっとあの煮汁で作るのでしょうね。
次回は、日本の家庭でもつくれそうなデザートです。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、いつものように、シジュウカラ用に窓辺に置いていたエサを食べにやってきた鳩を追い払おうとした。しかし、今度は鳩はわめき散らして僕を脅しにかかった。恐るべし鳩」
VDM (Vie de merde)より
今頃ジタバタ...しています^^(笑)
来年あたりは…ヨーロッパへ。と思うのですが...さてどうなるか。
休みになったら時間ができる!?と思っていましたが..押し逃げ失礼します!!
by orange (2012-12-30 08:35)
大みそかのご馳走、日本だと寿司やスキヤキ、焼き肉ですが、フランスはクリスマスに続いて鶏料理なんですね。鳩の肉はまだ未体験です、ワニは食べたことがあるのですが・・・。
by opas10 (2012-12-30 15:25)
orangeさん
「今年中に.....」と思うとどうしてもジタバタですねえ〜。^^
近頃私は、新年にお掃除でもいいじゃないか!モードになってます。
ヨーロッパ行きたいですね。どうぞ良いお年を!
by carotte (2012-12-31 11:16)
opas10さん
さすがにワニは食べたことありませんが、わりに淡白なんですよね。鶏に近いような感じがしますが......。そう言えば鳩もまだ食べたことありませんでした。丸裸になっている姿を見ると、ウズラのように見えます。じっくり火を通すのがコツらしいです。
by carotte (2012-12-31 11:18)