ノーベル賞受賞の通知 [トピックニュース]
ついにサヴォワ地方に雪が降りました。
昨日紹介した村のお隣の村の映像ですが、興味のある方は→こちら。
10センチの積雪だそうです。とても10月とは思えない雪景色。ちょっと異例だそうです。
昨日の村も同じように白い雪に覆われていることでしょう。
さて、先日から次々とノーベル賞の受賞者が発表されていますが、普通、受賞者本人への通知は電話で行われるそうです。
しかし、必ずしも受賞者がタイミングよく電話を受け取るとは限りません。ちょっと変わった方法で受賞を知った人たちもいます。
1. 物理学賞 ピーター・ヒッグス氏の場合
ヒッグス氏がランチから帰って来る途中、通りでばったり昔の隣人と出くわします。
「やあ、受賞おめでとう!」
「受賞ってなんのこと?」
「ノーベル賞だよ。ロンドンにいる娘が教えてくれたんだよ」
自宅に帰ったヒッグス氏、留守電のメッセージを聞いてやっと受賞したことを確信したそうです。
携帯電話はお持ちでなかったとか。
2. 平和賞 化学兵器禁止機関の場合
ノーベル委員会が連絡を取ろうとしても電話がすべてお話中。
困った委員会はツイッターでつぶやくことにしたそうです。その時のつぶやきが下記。
3. 医学生理賞 トーマス・スードフ氏の場合
受賞の通知を担当しているアダム・スミスさん。受賞者に電話するときは必ず録音しているとか。
その彼がスードフ氏に電話をかけた時の録音が下記です。(フランスのラジオで放送されたもの。フランス語の合間に出て来る英語がその会話です)
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、私の元カレは私の声を電話に録音して犬に聞かせているそうだ。犬がおとなしくしていない時に聞かせると効果的だとか」
VDM (Vie de merde)より
いろいろあって面白いですね。そのうち、私にも誰かが連絡してくれるかも!
by cycloo (2013-10-13 10:44)
受賞者通知の、時、状況、背景がそれぞれユニークで面白いです。これは、楽しい話題です。わが携帯電話もいつ掛かるか分かりません。先日、ノルウエーでムンクの叫びの説明を聞いている美術館に電話。お陰で聞き落としました(怒)。▽carotteさん、よく調べられましたねえ。
by t-toshi (2013-10-13 13:26)
cyclooさん
電話連絡となると相手のあることですから、いろんな状況になりますよね。なんとなく親しみがわいて来て、自分にもいつか連絡が来そうな気になってきます。^^;
by carotte (2013-10-14 11:17)
t-toshiさん
電話は時と場所を選ばずかかってくるものですね。便利なようで不自由な側面もあります。でも、こういう話を知ると、ほんとにひょっとしたら自分にも・・・って思ってしまいます。こういう電話ならどしどしかかって来て欲しいものです。
by carotte (2013-10-14 11:23)
電話が繋がらないからtwitterでつぶやいちゃう、ってあの手この手でお知らせするんですね(笑)。スードフ氏の「Oh my god」は笑えました!!
by opas10 (2013-10-14 20:04)
opas10さん
twitterでつぶやいたというのが面白いですね。
スードフさんのAre you serious?というのもおかしかったですね。誰でも本当だとは思わないですもんね。
by carotte (2013-10-16 11:18)