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トリュフ市 [プロヴァンス地方]

 11月もいよいよ後半に入りました。この時期になると始まるのがトリュフの市。


 フランスでも有名な市の一つカルパントラのトリュフ市を訪ねます。

 Paris_carpentras.jpg

 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2013年11月15日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合や、直接TF1のサイトでご覧になりたい方は→こちら





 なんと西暦1155年から開かれていると言うカルパントラのトリュフ市。


 レストランの経営者、仲買人などをはじめとするその道のプロから一般人に至まで、たくさんの人が本物の黒トリュフを手に入れようとやってきます。


 地味な紙袋や布袋に入れられ売られているトリュフは、とても高級食材にはみえません。


 売値は、どうやら一人一人交渉で決まるようです。


 数百年も前からこの方式だったのでしょうか?


 集まった人たちに中世の衣装を身に着けてもらっても違和感がなさそうです。


 さて、降雨量の多かった今年はトリュフがよく育っているそうです。


 その代わり、秋が例外的に暑かったため、熟すのが遅れたとか。


 今年は平均で1キロ120ユーロ(15,000円ほど)で取引されているそうです。


 フランス料理には欠かせない食材ですが、オムレツやジャガイモに混ぜて食べるのが美味しいとか。


 あのドロドロのおじやみたいな食べ物はトリュフ入りのリゾット?


 市はトリュフのシーズンが終わる3月くらいまで続けられるそうです。

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 


「今日、買って来たジャムのフタがどうしてもあかない。瓶には『フルーツのパワー』と書かれてある。疲れきって力もでない・・・」


 

VDM (Vie de merde)より




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コメント 2

opas10

3大美味と言われる食材にしては、地味な取引というか売り方というか、わざとなのでしょうか、あまり美味しそうに見せないんですね。フランス人のつぶやき、パワーのある人しかフルーツのパワーを得られない!?
by opas10 (2013-11-17 23:16) 

carotte

opas10さん
この市、恐らく皆さんトリュフに詳しい方ばかりが集まるんじゃないかと思うんですよ。そうなると、あれこれ手をかけて美味しそうに見せる必要もないということかもしれません。
このつぶやきは、アイロニカルでなんとなく面白いですね。
by carotte (2013-11-20 15:22) 

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