首都圏の嵐 [トピックニュース]
南京錠が橋の欄干をおおい尽くしているパリのポン・デザール。
ついに、一部の金網が南京錠とともに崩れてしまいました。ご覧の通りです。
Le poids de l'amour #Pontdesarts pic.twitter.com/2FfHgvQvDa
— Eric Andre (@eric_sennse) 2014, 6月 8
崩れた部分の重量もかなりのもの。撤去するのはさぞかし大変だったことでしょう。
しかし、こうなるのも時間の問題だったかもしれません。
「愛とは、かくも破壊力のあるものか!」とは、ツィッターでのどなたかのつぶやきです。
こうなると、代替え案を早急に考え出す必要がありそうです。
頑丈で、エコで、趣のある大替え案、というのが新パリ市長アンヌ・イダルゴさんの希望だそうです。かなり難しい課題ですね。
さて、日曜日の夜から月曜日の朝にかけて、フランスの東半分が嵐に見舞われました。
パリ近郊のヴァル=ドワズ県では強風と雨の中、ヒョウまで降ったそうです。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年6月9日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
その映像がこれです。
そして、降ってきたヒョウは、なんとテニスボールほどの大きさ!
こんな物が降ってきたらたまったもんじゃありません。
「大小のヒョウが地面をおおい尽くすくらい降ってきました。音もすごかったです」
おかげで屋根はこのとおり。あちこちに穴が空いています。
壊れたのは屋根だけではありません。あれくらい大きなヒョウになると車のガラスも割れてしまいました。
「びっくりしましたよ。ヒョウが降ったのはそう長い時間じゃなかったですよ。7〜8分くらいでした。そのあとは強風と雨ですよ」
穴のあいた屋根から雨が降り込んでくるため、夜を徹して修理が行われた家もあったそうです。
そして、パリを含む首都圏全域で、一晩中、稲光が耐えなかったそうです。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、ヒョウが降る音が聞こえてきた。急いで窓を開け、どのくらいの大きさなのか調べようとしたその瞬間、頭にものすごい衝撃が・・・。おかげで、その大きさがよ〜く分かった」
VDM (Vie de merde)より
日本列島も大雨・異常気温・雹などで大荒れ、世界中で自然がどこか狂ってきたんでしょうね・・・人間世界への警鐘?
by rabbit (2014-06-10 10:59)
とんでもないことですね。
日本でこんなのが降ってきたらどうなるんだろう?
異常気候のえいきょうなんでしょうか?
by kazenotomo (2014-06-10 13:41)
フランスにもこんなところがあるんですね。
湘南平の南京錠も凄いです.
by 島酔潜人 (2014-06-10 19:16)
rabbitさん
ヒョウが降ることはありますが、ここまで大きいとなるとかなり危険ですね。やはり異常気象の一つかもしれません。
by carotte (2014-06-15 11:09)
kazenotomoさん
外を歩いていてこれだけのヒョウが降ってきたら大けがしそうです。石が降ってくるのと同じですよね。考えるだけで恐ろしいです。数日前に日本でも降ったようですが、大きいので直径2センチくらいで、大きな事故にはならなかったようです。
by carotte (2014-06-15 11:12)
島酔潜人さん
もともとの発祥の地はイタリアだそうですよ。それが全世界に広がったらしいです。イタリアはどこも全面禁止にしてしまったようですが、フランスはなんとか別の方法で解決しようとしているみたいです。
by carotte (2014-06-15 11:13)
あんなデカイものが降ってきたのでは、危なくて仕方ない!!屋根の穴も大きくなるはずです。夜、激しい雨の中での屋根の修理は、かなり危険な作業です。やはり全世界的に気候変動が起きている証拠ですね。
by opas10 (2014-06-15 15:17)
opas10さん
屋根にたくさんの穴ぼこが空いてました。そして、屋根を突き破るくらいの勢いで落ちてきますから、家の中にいても絶対安全というわけではなさそうですね。この大きさはやはり異常です。
by carotte (2014-06-15 21:43)