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観戦のお供はビール [フランスのグルメ]

 ワールドカップの中継を見ながら、あなたは何を飲みますか?

 

 フランス人男性の50%及びフランス人女性の29%がビールと答えたそうです。

 

 ついで炭酸飲料が37.7%、ワイン(男性8.5%、女性7%)、カクテル(男性8.1%、女性9.2%)、シャンパン(男性9.8%、女性10.4%)となっているそうです。

 

 シャンパンは、最後の祝杯のために取っておくという人もいるようですが、今回のワールドカップでフランス代表が優勝すると思っているフランス人は今のところ3%にも満たないとか・・・。

 

 さて、一位に輝いたビール。フランス人の3人に1人が飲んでいるのがクローネンブルグです。

 

 アルザス地方のストラスブールで醸造が開始されてから今年でなんと350年になるそうです。

 

 ビールのラベルにも書かれてありますが、創業は1664年です。

Paris_Obernai.jpg



 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 3で2014年6月9日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。




 ここはオベルネ(Obernai)にある醸造所。

 現在のオーナーであるデンマークのビール会社カールスバーグが巨費を投じて作った醸造所です。

 ここでは新しいビールを生み出すために日夜研究が続けられています。

 「350年間、ビールの醸造だけで続いてきたことは素晴らしいことだと思います」と関係者の方。

 クローネンブルグが作ってきたのはビールだけではありません。

 ご覧の通りのビールサーバーも発明しました。CO2排出ゼロ、リサイクル可能なサーバーだそうです。

 赤い大きなタンクのある場所が醸造所の心臓部。年間7億リットルのビールが製造されるそうです。

 70ヘクタールの敷地には数キロメートルにもおよぶパイプラインが設置されています。

 製造所から瓶詰工場へとビールを送るためのパイプラインだそうです。

 かつてのように一種類のビールだけではなく複数のビールを製造しているためにこれだけのパイプラインが必要なのでしょうか?

 いずれにしても350年間もビールを作り続けて来られたのには、それなりの努力があったのでしょうね。


 

******** フランス人のつぶやき *******


「今日、夫が医者にグルテン過敏症だと言われてしまい、食べては行けない物のリストを渡された。その中にビールがあるのを見つけた時の夫の顔・・・。あんなに泣いた夫を見たのは初めてだった」

 

VDM (Vie de merde)より



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コメント 2

opas10

スポーツ観戦には、ビールが似合いますね。特に夏の夜のナイトゲームなどは、禁酒節酒を言われていても、やはりビールがなくっちゃ!です。
by opas10 (2014-06-15 15:30) 

carotte

opas10さん
はい、やはりビールですね。そしてどうやらおつまみはピッツァのようなんですよ。こうなるとフランス人が肥満になるのもうなずけます。枝豆あたりで我慢しておいた方が良さそうです。^^
by carotte (2014-06-15 21:51) 

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