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テラスで頂く夏のご馳走 その4 [フランスの郷土料理]

 今日から7月。


 日本の梅雨は半ばにさしかかったばかり。明けるまでにはまだ少し時間がかかりそうです。


 一方、フランスは猛暑に見舞われている模様。


 各地で30度を軽く超えるほどの暑さだそうです。


 そんな暑い夏に、木陰のある、風通しのいいテラスで食べるお食事。


 シリーズの四回目は、フランス・アルプスに近い、サヴォワ地方の湖を訪ねます。


Paris_LBourget.jpg


 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2015年6月25日に放送)をクリックしても該当の映像が出て来ない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 朝日が昇ったばかりのブルジェ湖(lac du Bourget)。


 ボートをこぎ出したのはジャン=フランソワさん。


 この湖固有の魚、ホワイトフィッシュ(フランス語ではラヴァレ(lavaret))を釣るためにやってきました。


 「ホワイトフィッシュは冷たい水が好きなんです。ですから、湖の端ではなく真ん中あたりの、深過ぎない、ちょうど中ほどのところにいるんです」とジャン=フランソワさん。


 昨日の夕方仕掛けておいた網を引き上げると・・・ホワイトフィッシュがかかっていました。


 その名の通り白いですね。


 本日はこの魚を使った料理をシェフが作ってくれます。


 新鮮な魚は新鮮なうちに料理して、おいしくいただきます。


 まずは、魚を三枚におろします。デリケートな魚で、丁寧に包丁を入れないときれいなフィレにはならないそうです。


 フライパンにバターを溶かしたら、まずは皮を下にして焼きます。


 皮の面が焼けたらひっくり返し弱火にし、長めに火を通します。


 こうして出来上がったホワイトフィッシュのフィレは特製のソースでいただきます。


 付け合わせは、じゃがいものリゾット。


 「湖畔のテラスで食べられるなんて理想的ですよ」と男性客。


 「ランチは、こうしてレストランのテラスで食べるんです。夏は気持ちがいいですよ」と女性客。


 美しい湖を眺めながら、そこで獲れた新鮮な魚をいただく。確かに理想的ですね。




******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日は、ママの誕生日。お祝いにお寿司を食べようと、弟にお使いを頼むと、『まかしとけ!』と言って張り切って出かけていった。買ってきたのは、新鮮な魚に海苔。そしてお米は、絶対にくっつかないという保証付きのパラパラのお米[バッド(下向き矢印)]

 

 

VDM (Vie de merde)より




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コメント 2

opas10

その食材が採れたところを見ながら食べると、その場所が魅力的だと、余計に美味しく感じますね。ちなみに、札幌の羊が丘では、放牧された羊を見ながらジンギスカンを食べるそうですが、さすがにそれは(笑)
by opas10 (2015-07-05 22:16) 

carotte

opas10さん
羊を見ながら・・・ちょっと食べ物が喉に詰まりそうな ^^;
魚なら平気なのに羊はちょっと厳しい!よく考えてみるとちょっと不思議ですね。羊の方が人間に近いんでしょう?
by carotte (2015-07-08 14:14) 

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