おのぼりさん その3 [パリ]
シリーズの最後は、ノルマンディ地方の都市カーン(Caen)からやってきた特派員がパリジャンの生活を取材してきました。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2015年8月15日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
カーンから2時間の列車に揺られてパリのサン=ラザール駅についたのはカンタンさんです。
まずは地下鉄に乗り込みます。
因みにカーンの交通はバスとトラムだけ。地下鉄はありません。
朝の出勤時間というのにわりに空いてますね。夏のバカンスシーズンだからでしょうか?
お盆の時期は東京も電車がいつもより空いてました。
1キロを約1分で走り抜けるパリの地下鉄。
乗車時間は20分という人もいれば1時間という人もいます。
地下鉄の中で時間をつぶすのもなかなか大変です。スマホをいじってる人もいました。
地下鉄を降りて地上に上がれば、路線バスが走り去って行きました。
そして、古い扉が開かれる音が響き、まるで掛け時計の振り子のように朝の時間を刻んでいます。
カンタンさんが訪れたのはパリ市庁舎。
美しいネオルネッサンス様式の建物は文化財に指定されています。
歴史が刻まれた建物が市庁舎とはうらやましい限りです。
ここにあるメディアテックは夜の10時まで開いているとか。
公共サービスは住民の生活にできるだけ合わせる、というのがそのポリシー。
「図書館、美術館、スポーツ施設など、ユーザーのニーズに合わせてどんな時間帯にオープンさせておくべきか考える必要があるんです」と助役さん。
一方、パリには時間を忘れて静かに過ごせる公園があちこちにあります。
「なんだかノルマンディにいるよみたいだ」とカンタンさん。
愛を育んだり、読書に没頭したり、ローラーボードで走り回ったりと、皆さん思い思いの時間をすごしています。
「ここにいると時間を忘れてしまいます。気がつけば夜9時。公園の閉まる時間になってたりします」と公園でくつろぐアレクサンドルさん。
別の場所では音楽演奏を楽しむカップルもいました。
次はいよいよアフターファイブ。
夜の10時。オフィス街は空っぽですが、お店はお客様でいっぱい。お若い方々は賑やかなのがお好きなようです。
「一日の仕事が終わったら気晴らししたくなりますね」
「会社の同僚や友人たちと楽しくすごしますよ」
夜の12時を過ぎても、まだパリの夜を楽しむ人たちが残っていました。
パリの夜は長そうです。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、家庭教師でパリの高級住宅街の中学生に数学を教えている。勉強時間が終わると、父親がやってきて言った。『君、200ユーロの小銭はもってないだろうね。釣り銭がないとなると家庭教師代は次回に払うことにするよ』」
VDM (Vie de merde)より
市庁舎の建物は、美しいですね。ステンドグラスと床の美しさが非常に印象的でした。
by opas10 (2015-09-10 22:47)
opas10さん
パリの市庁舎の外観はなんども見ましたが、見るたびに美しいなあと思ってしまいます。中の作りも素晴らしかったですね。ノルマンディの特派員は一味違ったパリを取材してくれました。
by carotte (2015-09-22 09:58)