夏の最後の旅シリーズ その4 [その他の国]
エアコンをかけているにもかかわらず、部屋の湿度が68%からなかなか下がってくれません。
屋外の湿気を調べたら、なんと80〜90%もあるではありませんか!これはちょっとたまりませんねえ〜。
もう少し下がってくれないと快適には過ごせません(涙)。
さて、シリーズの四回目は、“カリブ海に浮かぶ赤い島” キューバを訪ねます。
今年のオリンピック開催地ブラジルがサンバなら、キューバはサルサです。
これがキューバを代表する音楽とダンス。
シングルでもカップルでも、皆さん笑顔で楽しんでらっしゃいます。
このダンス、音楽に合わせて踊るだけで、これといったルールはありません。
昼も夜も、老いも若きもサルサ。小さい子でもこの通り。
「カリブで生まれ育つとこうなるんです」と女性。
「私、踊り出したらもう止まらなの。サルサは小さい頃から踊っているし歌も歌っているのよ」と別の女性。
この音楽、いいですねえ〜。夏にぴったり。ダイキリなど飲みながら聞きたいものです。
「キューバの音楽に欠かせないのがこの打楽器。そして、この音楽を聴きながらみんな踊ったり歌ったりするんです」と赤い帽子の女性。
この町から数キロのところでサルサのダンスは生まれました。
中年のお髭のおじさんとスリムな女性の組み合わせがなんとも言えません!
それにしてもこのお姉さん、決まってますねえ〜。惚れ惚れしてしまいます。
そして、このお髭のおじさん、1950年代にはまだ10代で、初期のサルサを踊ったメンバーの一人だそうです。
仲間であれこれ踊っているうちに今のスタイルになったそうです。
「当時、マンボとロックンロールが合体して広まり、そこにキューバ音楽が加わったのです。ダンスは偶然に生まれたんです。意図的にできたわけではありません」と髭のおじさん。
こちらのグループは世界中を回ってサルサを踊っているそうです。
この日は中国のクルーがダンサーを主人公にした作品を撮影するためにやってきていました。
「このダンスは自由で、開放的で、情熱的で素晴らしいです。キューバという国がよく表れていると思います」と監督さん。
こちらはダンス教室。世界中に知られるようになったサルサを習いに外国からたくさんの人がやってくるそうです。
需要があるせいか、こういう教室が約10軒ほどできたそうです。
「キューバのこのエネルギーが魅力的なんです。だから来たんです」とドイツ人の女性。
1-2-3とステップを踏んで4は休み、5-6-7とまたステップを踏んで8は休み、というように踊るらしい。
これさえ守っていれば、あとはどう踊ろうと構わないそうです。
なんだか踊れそうな気がしてきますね。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、マンネリになった生活を変えようと夫婦でサルサ教室に行った。まずは何度かステップを踏んだ結果、妻と僕は離れ離れになった。僕は初心者のクラス、妻は上級ラテンクラス。妻はえらく気に入ってまた来週も来ようと言った」
VDM (Vie de merde)より
ラテン系のおじさんって、若くてかっこいいオネエちゃんと一緒にいる姿が妙に似合うんですよね~、いわいるちょいワルってやつで。あやかりたいものです(笑)
by opas10 (2016-09-11 21:29)
opas10さん
そうそう、ちょいワルおやじなんですよね。若いときに比べたらだいぶ肉付きが良くなってるみたいですけど、それでもなんとなくかっこいいです。
by carotte (2016-09-18 16:14)