オリーブ園 [スペイン]
長年使っていたボーズのウェーブレディオ(v5)(2000年に購入)が壊れてしまい、中古をアマゾンで購入しました。
修理することも考えたのですが、メーカー修理対象外になってしまうと色々面倒で、費用やら何やら考えて、結局、中古を買うことにしたのです。
この中古、ウェーブレディオⅢと言うモデルで、2012年から販売開始。で、今も販売中です。
セットアップして聞いてみたら問題なし。v5モデルに比べるとだいぶ進化しています。
iPadの音楽を無線で再生することもできて便利です。
もっとも、v5もこれができないわけじゃなかった。しかし、壊れてしまったから致し方なし。
どこも傷などなく美品なのに機能を果たさないのでは処分するしかないだろうなと思いつつ、ちょっと名残惜しいです。
さて、本日は長生きのオリーブの木のお話です。
スペインのマドリード郊外に古いオリーブの木を収集したオリーブ園があるそうです。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年8月30日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらがそのオリーブ園。広さは240ヘクタール。
植わっているのは樹齢数百年という高齢のオリーブばかり。
中にはもっと長生きの木もあります。こちらのオリーブは、なんと1624歳!
「きちんと手入れをしてあげれば、もう後1000年は生きられます」と造園家のマヌエルさん。
一方、こちらのオリーブは500歳ほど。先ほどの木に比べたら、こちらはまだ思春期のオリーブです。
その重量は一本で10トンほど。2,000キロにも及ぶ船旅を経て、ここに連れてこられました。
マヌエルさん、財団と協力して2年ほど前からオリーブの木を救う活動をしてきました。
「この木は薪にされてしまうところでした。実がならなくなったので用済みになってしまったんです」
新しく園の仲間になったオリーブの木は、まずは2年ほどここに植えられ、有害なキノコの菌のやられていないかどうかを調べられます。
このオリーブ園で手入れを担当しているのは5人の庭師。
「菌の感染を防ぐために、道具はこうしてアルコールで消毒してから次の木の手入れにとりかかるんです」と庭師。
そう言えばイタリアのどこかでは次々と菌に感染して、オリーブの木が枯れてしまったという話がありました。
拡大を防ぐためには、感染した木やその疑いがある木は切り倒すより他に方法がないようです。
「ここのオリーブの木は、一つ一つ、その木に合った設備とプログラムが用意されています。ですから、それぞれの木に何が起きているかをすぐに把握することができるんです」と園の関係者の方。
現在、このオリーブ園では517本のオリーブの木が植えられています。
一番古い木の価値をお金に換算すると、数万ユーロにもなるそうです。
Bose Wave radio III (プラチナムホワイト)WR III WH
- 出版社/メーカー: BOSE
- メディア: エレクトロニクス
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、小麦粉の有益な使い方がよくわかった。16歳になるうちの娘は、床にこぼしたオリーブ油を吸い取るために、その上に小麦粉をぶちまけた」
VDM (Vie de merde)より
そういえば一時、イタリアでオリーブの木の伝染病が広がって、かなり切り倒してしまったというニュースがありましたね。今でもちゃんとオリーブオイルがあるということは、マヌエルさんのような人たちのおかげで無事終息したのでしょうね。
by opas10 (2016-09-11 21:48)
opas10さん
今年の初め頃にもイタリアのオリーブの木については報道されていました。無事終息しているといいですね。でも、そういう伝染病があることも考えると1000年も生きているオリーブはすごいことなんでしょうね。
by carotte (2016-09-18 16:26)