ノルマンディーの保養地1 [ノルマンディー地方]
女優のジャンヌ・モローさんが昨日、89歳で亡くなりました。
月曜日の朝、お手伝いさんが亡くなっているのを発見したそうです。一人暮らしだったようです。
かっこいい女優さんでした。ルイ・マルの「死刑台のエレベーター」や「恋人たち」が印象に残っています。
さて、今日から5回のシリーズでノルマンディー地方のリゾート地を訪ねます。
第一回目の今日は、モン=サン=ミッシェルに近い海辺の町グランヴィル(Granville)を訪ねます。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年7月10日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
海に面した岩の上に作られた町グランヴィル。
この地形と、カジノや豪華なホテルがあるところから「北のモナコ」と呼ばれているそうです。
かつて軍の要所だったため、町には15世紀に作られた城壁があります。
そして港にはプレジャーボートや漁船が停泊しています。
丘の上の教会の鐘がなります。
町には、この教会のように花崗岩でできた建物が並びます。
「ここから見ると、住民がすぐに海に出られるのがわかります。満ち潮になると海は城壁のところまで上がってきます」と、10年前からここで暮しているカトリーヌさん。
かつてこの通りには様々なお店が並んでおり、ずいぶんと賑わっていたようです。
現在の町はツブ貝の漁で知られる漁港となりました。
そう言えば、3週間ほど前に「海のエスカルゴ」と言われるツブ貝を紹介した時に出てきたのがこのグランヴィルでした。
また、海岸には4カ所のビーチがあり、夏のリゾート地としての顔も持っています。
そしてこちらのお屋敷。
あのクリスチャン・ディオールが生まれた家です。1905年のことでした。
ディオールは幼少期をここで過ごしています。
現在、屋敷は博物館になリ、ディオールのデザインしたドレスが展示されています。
「ディオールの作品にはグランヴィルの色が使われています。まずはピンク。家もピンクですし庭のバラもピンクです。そしてグレーです。変わりやすい色ですが、海の青以上にグレーが多いんです」と博物館の責任者。
「印象に残るものばかりです。それにオリジナリティに驚かされます」と見学者。
博物館の庭からは海の眺めを楽しむことができます。
港から50分ほど船に乗れば、ショゼ島(île Chausey)に渡ることができます。
毎年、25,000人ほどの人たちがこの島にハイキングにやってくるそうです。
こちらは毎年グループでこの島を訪れるという方々。
「いつ来ても驚きの発見があるんです」と女性。
「小さな島ですが、こうして海を一日中うろうろしていると面白いことがたくさんあるんです」と男性。
ジョゼ島の住人は10人程度。夏になると急に人口が増えそうな感じです。
続く・・・
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、厳しい食制限の末に体重を20キロ落とした。お祝いに叔母がLサイズのドレスを3着もプレゼントしてくれた。また太った時のために・・・」
VDM(Vie de Merde)より
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