ノルマンディーの保養地3 [ノルマンディー地方]
昨日の東京は冷房いらずの涼しい一日になりました。
おかげでほっと一息つくことができました。
とは言っても、今週末あたりからまた暑さが戻ってくるようです。
さて、シリーズの三回目です。
今日は、有数のリゾート地ドーヴィルのお隣の町トゥルヴィル=シュル=メール(Trouville-sur-mer)、略してトゥルヴィルを訪ねます。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年7月12日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ここはドーヴィルの港。ここからボートに乗って、向かいのトゥルヴィルへ向かいます。
ドーヴィルとトゥルヴィルは2キロ程しか離れていません。すぐに到着です。
「目の前に見えているのがカジノです。立派な建物でしょう?」と船長さん。
ドーヴィルにもカジノはあるようですが、すぐ近くのトゥルヴィルにもあるとなると、やはりこのあたりは裕福な人たちの一大リゾート地だったようです。
もちろん今もカジノは営業しています。
ボートでさらに奥へと入っていくと、そこには魚市場がありました。おお、見事なオマール海老。
130年前から続くこの魚市場、夏になると休暇を過ごす人たちの空腹を満たす重要な場所になっています。
水滴のついたグラスの白ワインが美味しそう!
「トゥルヴィルに来て魚市場に来ないなんて考えられませんよ」と男性。
エビ、カキ、貝など海の幸の盛り合わせが食欲をそそります。
そして、魚市場の向かいにあるのがこのお店Les Vapeurs。
街で最も古いレストランだそうです。創業は1927年。二つの大戦の間にできたお店です。
「ここは長い歴史を持つお店なんです。創業当時からほとんど何も変わっていません」
確かに、回る看板が古き良き時代を思い起こさせます。
お店の特徴は、この細長いフロア。テーブルと椅子が一列に並んでいます。
「ここに来ると、馴染みの店で友人たちに囲まれているような気分になれるんです」と男性客。
夏のバカンス客で賑わっているトゥルヴィルですが、かつては漁村でした。
「この界隈の建物は、かつて漁師の家だったんです」と男性。
どうやら男性のご友人がこの一角にお住まいになっているようです。
「漁師の家は二階建てでそれぞれが一部屋になっていました。そこに家族全員で暮らしていたんです」
トゥルヴィルは小さな路地に詰め込まれるように家が建てられています。
一方、海岸沿いには豪華なヴィラが並んでいます。
19世紀、鉄道が通るようになってあちこちにこのようなヴィラが建てられました。
その中の一つがこちらのお宅。1850年に建てられたヴィラです。
「どれほど豪華な作りかを見せる目的で作られたものが多いんです。つまり競い合うようにしてヴィラが建てられたんです。ですからそれぞれに特徴があります」
現在、この家は博物館として一般に公開されているそうです。
ビーチはパラソルの下で日光浴を楽しむ人たちで賑わっています。
続く・・・
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、ノルマンディーに住んでいる。1歳半になる息子が最初に覚えた言葉は、パパ、ママの他に、雨だった」
VDM(Vie de Merde)より
カジノは賭ける側より、営業する側に立ちたい
です。日本でもカジノが始まりますね。
楽しみが増えそうです。観光客の増加も見込めます。
carotte さん、 フランスの事、ブログを通して
教えてください。 ^^
応援します!!
by 笠原嘉 (2017-08-03 21:36)
笠原嘉さん
コメントありがとうございます。
フランスの保養地には必ずカジノがありますね。日本はこれからのようですが・・・。賭け事は一度当たると癖になりそうでちょっと怖いですね。
毎回、お写真楽しみに拝見しています。
by carotte (2017-08-04 13:14)