人気のお名前 [トピックニュース]
数週間前からフランスでバター不足が問題になっています。
フランス料理には欠かせない食材だと思うのですが、こんなことが起きていいものなのか・・・。
日本で言えば醤油が足りなくなった!というのに等しい。
原因はの一つは日本と同じで原材料の生産者が減少してしまったこと。
そしてもう一つのフランスならではの原因は輸出が増加してしまったことです。
中国への輸出は23%増、アメリカへは11%増、そしてサウジアラビアに至っては34%増。
価格も、1トン当たり2,500ユーロだったのが6,800ユーロに高騰しているそうです。
しかし、酪農家はその利益を被ってないとか。一体、誰が儲けているんでしょ???
日本では一時期のバター不足は解消されましたが、値段の方はなかなか元に戻ってくれそうもありません。
戻る日がやってくるのか・・・。
さて、この時期になると発表されるのが、その年に人気だった子供につける名前。
フランス人の皆さん、今年はどんな名前をわが子につけたんでしょうか?
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2017年10月18日に生放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
早速ですが、男の子で人気ベスト3は、1位がガブリエル、2位がラファエル、3位がジュール。
女の子の場合は、1位がルイーズ、2位エマ、3位ジャッド、となりました。
「ルイーズは昔からありますよね。私が保育園や幼稚園に通っていた頃からこの名前の子がたくさんいました。今でも人気のある素敵な名前だと思いますよ」とママ。
時代の流行り廃りに関係なく長くその地位を守っているのが、ルイとルイーズ、レオとレア、リュカとアリス、リアムとミラ(Liam, Mila)。
そして男の子ではアンドレアも人気のある息の長い名前です。
こちらは生まれたばかりのわが子にアンドレアと名付けたママ。
「どうしてこの名前をつけたかというと、私が好きな名前だったということもありますが、その他に、祖母の父やその祖父もアンドレアだったからなんです」
また、短い名前は覚えるのも簡単だし呼ぶのも簡単なせいか人気です。
「短い名前は可愛くてチャーミングですよね」と女性。
そして、この歌のように聖書からの名前もまた普及しています。
そして今年はベスト20の中に、モハメドやアーロンが入りました。
最後に妙な名前が3つ登場しましたが、これはつけるのには不向きな名前のようです。
今回はあまり触れずにおきましょう。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、彼がネーム入りのブレスレットをプレゼントしてくれた。ネームを見たら “Chatte(シャット)” と彫られていた。私の前は “Charlotte(シャルロット)”。ま、可愛くていいんじゃないと思ったが、聞いた話によると、全文字を彫ると高くつくから短くしたんだって」
VDM(Vie de Merde)より
2017-10-21 00:00
nice!(52)
コメント(0)
コメント 0