クイニーアマン [フランスのお菓子]
日曜日恒例の週末旅はまたもや以前の再放送でした。場所はスペインのコルドバ。見逃した方は→こちら。
来週の週末はいつものように新しい場所へご案内できそうです。
さて、突如、環境大臣をやめたニコラ・ユロの後釜にダニエル・コーン=バンディ(またはバンディット)の可能性が出てきました。
こっちの方が政治家だから長持ちするかもしれません。しかも緑の党系の政治家ですし。
結局のところニコラ・ユロは政治には向かなかった・・・。
それはさておき、あるアメリカのグルメ雑誌で世界の料理ベスト40が発表され、その中にブルターニュ地方に古くから伝わるお菓子が入っていたそうです。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年8月31日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
それがこれ、クイニーアマン(Kouign amann)。
ここはブルターニュ地方の町ランデルノー。
「選ばれるのは当たり前のことよ。本当に美味しいんだもの」と女性。
「とても甘くて美味しいお菓子ですよ。地元では人気です」と男性。
クイニーアマンが生まれたのは1860年のこと。場所はブルターニュ地方の町ドゥアルヌネ。
パティシエ兼パン屋さんが偶然作り出したお菓子だそうです。
「材料はバターと砂糖、ベースになるのはパン生地です」とパティシエ。
どうもパイ生地風に何度も折りたたんでは伸ばし、折りたたんでは伸ばしするようです。
「うちで作るとなるとちょっと大変だから、お店で買った方がいいわね」と女性。
外側がパリパリっとなるくらいに焼けたら出来上がりです。
「ここの名物ですからね。これを食べないで帰ってしまうなんて考えられないです」とお店の女性。
ああ、中はこんな風になってるんだあ〜。ハサミで切ってましたね。
美味しそう!温かいうちに食べるのがいいそうです。
そういえば大昔、ペットがメールを運ぶポストペットというのがありましたが、ペットにあげるエサの中にクイニーアマンというのがありました。
一体どういう食べもんだ?と思ってましたが、こんなお菓子だったのですね。
クイニーアマンはブルターニュ語。クイニーは「甘いパン」、アマンは「バター」という意味だそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、料理教室でバースデーケーキを作ることになった。生徒にケーキを膨らませるためには何を使えばいいか聞いてみた。すると生徒が言った。『ポンプ!』 」
VDM(Vie de Merde)より
日本のパン屋さんで売られているものとは、見た目が違います?!よね。
by とし@黒猫 (2018-09-02 11:41)
とし@黒猫さん
そうですね、地元のは大きめで素朴な感じ。日本で売られているのは小型で、少し洗練された形になっているかも。
by carotte (2018-09-02 15:02)
いつも面白いと思って読んでいるのですが、今日のフランス人のつぶやきには吹いた〜!!
by はづき (2018-09-02 20:07)
はづきさん
ありがとうございます。いつもヒットというわけにはいきませんが、笑ってきただけたら嬉しいです。
by carotte (2018-09-03 23:54)