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続・トロティネット [トピックニュース]

 今年のフランスワインの出来高は、例年並に戻ったそうです。昨年に比べると25%増。

 とは言っても、去年は戦後最悪と言われるほどひどかった。雹が降って全滅というぶどう園がいくつもありました。

 今年は雹被害はあったものの件数としては少なかったようです。

 ボジョレーの解禁も来月に迫ってきました。今年も美味しいワインになるといいですね。

 それはさておき、以前、紹介したことのあるトロティネット(キックスケーター又はキックスーター)。パリの大気汚染対策の一つとして導入された乗り物です。

 これがちょっと問題を引き起こしているようです。

Paris_Paris.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年9月11日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 車道にも、歩道にも、交差点にもトロティネットが必ず走っています。

 電動ですから楽々。のんびり走る人もいれば、すごい勢いで走っていく人もいます。これがトラブルの元。

 「こちら側からトロティネットが来ているのに気がつかず、危うくひかれそうになりました」と女性。

 「あちこち、すごいスピードで走っていきますよ」と別の女性。

 「歩行者に対しては危険かもしれませんね。でも、僕たちにとって危険なのは自動車なんです。車はトロティネットが華奢な乗り物だという配慮はしないですから」と利用者。

 2017年、トロティネットやスケートボードで怪我をした人は285名、死亡者は5名。この一年で負傷者の数は25%増加しているそうです。

 その原因は、短期間で利用者があっという間に増加したこともありますが、きちんとした規則がないという点にもあります。

 「今のところ法律がなく、やっていいこととやっていけないことが定められていないので、トロティネットはなんでもできます」と専門家。

 確かに法律はありませんが、慣習として、次の二つに分けられているそうです。

 動力のないトロティネットは歩行者と同じ扱いになり歩道を走ることができます。ただし、時速6キロ以上で走ってはダメ。

 一方、動力付きのトロティネットは自転車道を走ることができますが、時速は25キロまで。

 そして気になるのは運転者の安全対策。これも定められた規則はありません。そこで販売店を訪ねてみました。

 「そうですね、まずはこのヘルメットを着用したほうがいいですね。このタイプで30ユーロです。それから手袋もしておいた方がいいですね」とお店の方。

 さらに、夜でも見えやすい服装をすることも大事です。

 この状態を受けて、フランスでは間もなくトロティネットの交通規則が設けられることになっています。

 スペインのマドリードやバルセロナではいち早く規則が定められていますが、トロティネットは歩道を走ることはできないそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、ご機嫌で足取りも軽く歩道を歩いていると、前を歩いていたおばあさんが振り向きざまに『後をつけるんじゃない!』と言いながら睨みつけてきた。大こわ・・・[がく~(落胆した顔)]

VDM(Vie de Merde)より



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