年の瀬のご馳走 [フランスのグルメ]
マクロンの演説は微妙な結果のような・・・。
それはともかくとして、本日は年の瀬のお祝いに相応しいグルメのお話です。
フランスで年末のグルメと言えば・・・フォワグラ。生産方法にいろいろ議論はあるようですが、それは置いといて、産地であるガスコーニュ地方の小さな村モンテギュ=シュル=サーヴ(Montaigut-sur-Save)を訪ねました。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年12月10日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
さすがに産地だけあって、お食事はこんな具合。
ちょっと脂肪のついた鴨のフィレ肉を焼いたマグレ・カナール。フランス人の大好物です。それにフォワグラも日常茶飯事。
贅沢、と言うより、ヘルシーからはほど遠いようで、身体大丈夫?と訊きたくなってしまいます(汗)。
年末年始だけなら良いけど、毎日これじゃあ考えもんです。
とは言っても、この家族は3世代にわたってフォラグラを生産している農家。それじゃあ日常茶飯事になるのもうなずけます。
早速、本場のフォワグラ料理を見せてもらいましょう。
テリーヌを作ってくれるようですが、500グラム以下の小ぶりのもを使うのがいいそうです。
まずは血管を取り除きます。次に塩コショウをします。フォラグラ1キロあたり、ぞれぞれ4グラムずつがいいそうです。
陶器の鍋に味付けをしたフォワグラを詰め込み、天板にお湯を張って160℃のオーブンに5分間入れたら、この通り出来上がり。
次は息子のダミアンさんがお得意の “玉子とフォワグラのココット” と作ってくれます。
玉子は農場から産みたてを取ってきます。グラスに鴨もしくはアヒルの脂を塗っておきます。
半分火の通ったフォワグラを適当なサイズに切ってグラスに入れたら、玉子、生クリームをのせて、160℃のオーブンに5分ほど入れます。
するとこんな具合に焼きあがります。簡単で豪華で美味しそう!
玉子も生クリームも わりに簡単に手に入るので、フォワグラさえあれば自宅でも作れそうです。
しかし、日本でフォワグラを手に入れようとすると高く付きそうですね。旅行したついでに空港の免税店かなんかで缶詰か瓶詰めを買っておくといいかもしれないですねえ。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、カルボナーラを作ろうとして、生クリームとカスタードクリームを間違えた」
VDM(Vie de Merde)より
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