年末年始の縁起物 [トピックニュース]
先日買ってきたイタリア産(のはず)のオリーブ油を調べたら、原産国はイタリアになってました。創業1865年のBertolliのものですが、どうなんでしょうねえ〜。
AOPも付いてないし高いものじゃないから少々気になります。
AOP付きでもスペイン産の方が安かったりするから、これからはやっぱりスペイン産にするか・・・。
さて、日曜日恒例の週末旅はまたまた放送がなかったのでお休みです。残念。
本日は年末年始にふさわしい縁起物のお話です。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年12月21日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
この時期、フランスで縁起物といえば、ヒイラギとヤドリギ。
ヒイラギはクリスマス、ヤドリギは新年の前夜に活躍します。どちらも幸せをもたらしくれる大切な植物。
ここは苗木屋さん。ヒイラギがたくさんの赤い実をつけています。
クリスマスになると、このヒイラギがリースやケーキなどあらゆるものに飾られています。こちらの花屋さんでも使っていました。
「自然の植物で赤い実が付いているので飾り付けにはうってつけなんです。でもあまり使いすぎてはいけません。ほどよく使うと効果的です」と花屋さん。
「玄関のドアに掛けておくととてもキレイですよ。それにクリスマスの精神を守ることにもなりますからね」と男性客。
聖書によれば、ヘロデ王の差し向けた追っ手の目を逃れるためにイエスを連れたマリアとヨセフが身を隠したのがヒイラギの藪の中。おかげで命拾いしたのでした。
一方、大晦日には、この白い実をつけたヤドリギが使われます。
「幸せをもたらしてくれますから、家に飾るんです。そうすれば新しい年が幸せな年になりますよ」と女性客。
ヤドリギは他の木に寄生して育つという、あまりありがたくない木ですが、その生命力の強さから幸せのシンボルになっています。
家に飾って幸せを祈るのはいいのですが、それにはきちんとした守るべき作法があるそうです。
「一年間飾っておいたら、次の一年には必ず新しいヤドリギに取り替えなくてはいけません。そうしないと幸せが逃げて行ってしまいます」と花屋さん。
ヤドリギの下で幸せを願いながらキスをすると、さらに効果倍増だそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、“必死に幸せを” と言う本を買いに本屋に行った。店員に『必死に幸せを探してるんですけど』と言うと、『ここにいるみんながそうですよ』と答えた」
VDM(Vie de Merde)より
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