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伝説の観光地 前編 [イタリア]

 やっと梅雨明けが見えてきました。もう大雨も霧雨もたくさんです。早くすっきりしゃっきり夏になってくれえ〜。

 まだヨチヨチ歩きのわが家のラベンダーも “日差しが欲しい!” とつぶやいております。

 それはさておき、今日と明日の2回に分けて、伝説の観光地をご案内します。

 本日はイタリアのヴェローナを訪ねます。ヴェローナといえば、あれです。

Italy_Verona.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2019年7月15日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 街を流れるアディジェ川、美しい塔、ローマ時代の円形競技場もあります。

 しかし、この街を世界的な観光地にしたのは、ロミオとジュリエット。ヴェローナを舞台に繰り広げらえる悲恋物語です。

 「こちらがジュリエットの家です」とガイドさん。

 ここにはジュリエットのブロンズ像もあります。ガイドさん、ジュリエットが毒をあおって仮死状態になる場面を臨場感たっぷりに聞かせてくれます。

 観光客も思わず聞き入っています。ちょっとやりすぎじゃないですかねえ〜。

 「ええ、そうかもしれません。何しろ街にとっては一番の観光資源ですから。それにセンチメンタルな側面を強調して期待に応えたいというのもあります」とガイドさん。

 さらにジュリエットの家には有名なあのバルコニーもあります。現代のロミオとジュリエットが代わる代わる記念写真を撮影していきます。

 そしてジュリエットのブロンズ像は、胸に触るとご利益があるとかで、ピカピカです。これまで一体何人の人が触ったんでしょう。

 「私は二人がいたと信じてますよ」と男性。

 とは言うものの、ここは全て後から作られたものばかり。このバルコニーは1936年にハリウッド映画の撮影のために作られました。

 「ジュリエットの家にはバルコニーがなかったので、ヴェローナのお城にあった中世の石棺を、ここにくっつけてたんです」

 ええっ、石棺!?みんな石棺で記念写真を撮っていたとは・・・。

 家の中をキアラさんが案内してくれます。キアラさんは文学部の教授でシェイクスピアが専門だとか。

 「この建物は13世紀頃のもので、カペロ家が営む旅籠だったんです。カペロとキャピュレットが似ていたのでここがジュリエットの家だということになりました」

 さらに先生が観光客に人気のもう一つのスポットを案内してくれました。

 ここはかつて修道院だった建物の地下礼拝堂。これがジュリエットのお墓だそうです。

 「1937年、映画の撮影のために作られたお墓なんです。ヴェローナにあるロミオとジュリエットにまつわる場所はどれも偽物ですから、お墓が偽物でも驚かないですねえ」と先生。

 そんなヴェローナには年間100万人の観光客が訪れるそうです。お土産物屋さんにはカップルにまつわるグッズが並んでいます。

 記念に買っていく人が大勢いるんでしょうね。シェイクスピア様様ですね。

 おや、こちらでは誰かがポストの中から手紙を取り出しています。

 この女性、ジュリエット・クラブの会員の方。手紙はヴェローナを訪れた女性たちが恋の悩みを書いてポストに投函したもの。

 このクラブではその手紙に返事を書いているのです。フランス語もあれば日本語もあります。

 「はじめの頃はちょっと悲しい手紙ばかりでちょっと気が重かったのですが、やっているうちに少しでも元気になっていただけたらいいなと思うようになりました」と会員の一人。

 面白い活動があるもんですね。

 シェイクスピアのおかげで一大観光地になったヴェローナ。フィクションだとわかっていても、これだけ用意してくれていたら見てみたくなります。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、そして毎朝、ベッドと僕は、別れが辛いロミオとジュリエットみたいなもんだ!

VDM(Vie de Merde)より



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