30ユーロで晩ご飯74 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回は、カリブ海にあるフランスの海外県グアドループに飛びます。
31年前からこの島で暮らすクレオール料理の専門家がチャレンジしてくれます。
クレオール料理って、どんな料理?
ではスタート。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年9月7日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
本日のチャレンジャーはこの方、レスリーさん。ブログでクレオール料理を紹介しています。
ここは19世紀末に作られた鉄骨の市場。歴史的建築物として文化財に指定されている建物の中では、様々な香辛料が並んでいます。
では、早速30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
まずはこちらのお店でバニラとシナモンを調達。香りが漂ってきそう。二つ合わせて7.50ユーロで残りは22.50ユーロ。
次は移動して八百屋さんにやってきました。メイン料理用に甘くないバナナ、ソースの材料のトマト、数種類の香草、そして唐辛子を購入。
リポーターさん、唐辛子を味見してますが、大丈夫なんですかね?
意外や意外、全然大丈夫。
「味も香りも匂いも唐辛子なんですが、全然辛くないんです」とレスリーさん。
「確かに、これなら僕も食べられます」とリポーター。
ここではデザート用の果物を一緒に購入します。ライム、マンゴー、マラクジャ。合計で9ユーロ、残りは13.50ユーロ。
ちなみにマラクジャはパッションフルーツのこと。
次はこちらのお店で前菜用にヤムイモ、かぼちゃ、玉ねぎ、にんにくを購入。これが全部で7.35ユーロ。
これでお買い物は終了です。6.15ユーロも残りました。ではキッチンで調理開始!
まずは全部の野菜を刻みます。半分をフライパンで炒めトマトを加え弱火で煮込みソースにします。
その間に、ニョッキを作ります。バナナをつぶしたら、水、小麦粉、卵黄を加え、油を少し垂らしたらよくこねて生地を作ります。この生地でニョッキの形に成形して茹でたらできあがりです。
次は前菜のアクラを作ります。
ヤムイモをすりおろし、残しておいた刻んだ野菜と香草、カボチャのスライスを混ぜ合わせます。これを団子状にして油で揚げたら、周りはカリカリ、中はふんわりのアクラの出来あがり。
次はデザート。マンゴーをバター、砂糖、バニラ、シナモンと一緒に煮てコンポートにし、そこにパッションフルーツを加えたら、ガラスの器に盛り付けライムの皮を下ろしてできあがり。
メイン料理のニョッキも同じようにガラスの瓶に入れ、その上からソースをかけていました。どんなお味なんでしょう?
エキゾティックで爽やかな晩ご飯になりました。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、財布を盗まれた。現金は0.30ユーロしか入っていなかったが、書類に貼る印紙が入っていた。おかげで30ユーロの損害になった
」
![[もうやだ~(悲しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/143.gif)
VDM(Vie de Merde)より
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