30ユーロで晩ご飯77 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回チャレンジしてくれるのは、以前にも一度登場したことのあるローラン・マリオットさん。
フランスのラジオやテレビの司会者であり、プロの料理人としても活躍する方です。
二回目はどんな節約晩ご飯を作ってくれるんでしょう?
ではスタート。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年10月12日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ご自宅を訪ねると、ご本人がドアを開けてくれました。暖炉の薪が炎を上げています。ヴォージュ地方はもうそこまで季節が進んでますか・・・。
早速、30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
ローランさんのご自宅から数キロのところにある市場にやってきました。
「ここはオーガニック野菜や製品だけを作っている生産者が共同で運営している市場なんです」
市場には秋の野菜が並んでいます。その一つがビーツ。普通は赤ですが、オレンジ色のもあるようです。ローランさん、赤とオレンジを一つずつ買うことにしました。
さらにクルミ、ヤギのチーズ、トマト、ニンニク、エシャロット、カマルグ産のお米、スイバとパセリを、デザート用に洋梨、りんご、ぶどうを購入。
全部まとめて、21.26ユーロ。残りは8.74ユーロ。
今回はまとめてお会計なので楽ですねえ〜。その代わり何がいくらくらいするのかはわかりませんでした。
次はお肉屋さんに向かいます。メインのトマトの詰め物料理に使うソーセージミートを購入。これが7.36ユーロ。
手元には1.38ユーロが残りました。お見事!
ではローランさんのご自宅に戻って調理の開始!
まずはビーツを洗ってオーブンで焼きます。
その間にトマトの詰め物料理に取りかかります。まずはヘタから三分の一ほどのところで切り取り、中をくりぬきます。
ニンニク、パセリ、エシャロットをみじん切りにして、くりぬいたトマトの中身と生パン粉と一緒にソーセージミートに加え混ぜ合わせます。これをトマトに詰め込み蓋をしたら、お米の上に乗せてオーブンで焼きます。
次はデザートのフルーツサラダ。
まずはシロップを作ります。お湯にブラウンシュガー、オレンジの皮、スターアニス、シナモンスティックを入れ煮立たせます。洋梨とりんごは皮付きのまま切ってお皿に盛り付けブドウを散らしたら自家製シロップをかけてできあ上がり。
最後は前菜。
焼きあがったビーツの皮をむきます。かなり熱そう。皮をむいたら6〜8等分に切ってお皿に盛り付けます。冷ましている間に、ドレッシングを作ります。ヴィネガー、オリーブ油、オレンジ果汁を混ぜ合わせ、最後に蜂蜜を加えたら出来上がり。
冷めたビーツに、千切りのスイバと山羊のチーズとクルミをトッピングし、ドレッシンングをかけて出来上がり。
前菜をいただいていると、トマトの詰め物料理が出来上がってきました。さあ、ワインで乾杯したらいただきましょう!
トマトのファルシー、美味しそうですねえ〜。食べたくなります。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、食事のたびに、テーブルの下にもぐり込み、落ちてきた食べ物のかけらを拾って食べる。いやいや、うちのワン公じゃなくて、1歳になる娘のことさ
」
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
VDM(Vie de Merde)より
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