外出禁止の街8 [パリ]
「今年のゴールデンウィークはどうなるのかな?」と言っていたら、皆に「今年はそんなものはないと思え!」と言われてしまいました(涙)。
確かに、この騒ぎがあと一ヶ月で終わるとも思えませんもんね。山中教授も、これはマラソンだとおっしゃってました。
でも、休みが消えてしまうわけではないので、感染者を出さない程度に、それぞれ楽しく過ごす方法をじっくり考えたほうがよさそうです。
さて、今回の外出禁止の街は、フランスの首都パリです。
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年3月29日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
数日前からカモの親子が楽しそうに泳いでいるのが・・・噴水。コメディフランセーズの前にある噴水のようです。
「私にとってあの噴水は身軽さのシンボルみたいなものです。気兼ねなく自由にどこへでも行ける身軽さです。今はそれがないですね」と女性。
それでは鳥たちと一緒に空へと飛び立ってみましょう。
こちらはコンコルド広場。ちょうどあのオベリスクの立っているあたりです。上から見ると不思議な図形に見えます。
このオペリスクがパリに到着したのは、1836年のことでした。エジプトを出発してから7年後のことでした。
ここから南西に伸びているのがシャンゼリゼ通り。凱旋門のその向こうにはデファンスのグランダルシュが見えています。
それにしても車の通りが少ないですね。こんなパリ、見たことない。
いつもものすごいスピードで凱旋門の周りをぐるぐる回ってる車の群れが、今日はたったこれだけ?
それだけ厳しい外出禁止措置がとられているということなんでしょう。
車が少ないせいか、円形交差点もくっきり見えています。
こちらはグランパレからアンヴァリッドに続く大通りです。これだけ車が少ないと、いっぱいにアクセルを踏んでまっしぐらに走ってみたい気分になります。
しかし、今、現実と向き合っている人がいます。車から降りてきたのは、看護助手の女性。
「夜に4人の感染者が運び込まれてき他ので、朝の6時まで働いていました」
大変ですね。荷物を持って向かった先は客船。医療従事者の無料宿泊施設として利用されているそうです。
パリの街は排気ガスが極端に少なくなって、きれいな空気と入れ替わったようです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、僕はパリ・サンジェルマンの大ファンだ。40歳の誕生日に妻が年間チケットをプレゼントしてくれた。よく見ると、それはパリFCのだった」
VDM(Vie de Merde)より
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