30ユーロで晩ご飯117 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回は、モーリシャス島とマダガスカル島の間にあるレユニオン島にやってきました。チャレンジしてくれるのはレストランのシェフ、ダニエルさんです。
ではスタート!
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で、2020年11月14日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
レユニオン島と言えば、明るい太陽とカラフルな野菜やくだものというイメージですが、今は雨期。
ダニエルさんとは屋根付きの市場で待ち合わせました。早速、30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
まずは八百屋さんにやってきました。メイン料理に使う野菜、玉ねぎ、ニンニク、タイム、生姜を購入。
メイン料理は、ルゲイル・ソーセージとババフィーグ。地元の伝統料理です。ちなみにババフィーグとはバナナの花のこと。
付け合せは、ウリ科の植物の葉ブレッド・シュシュ。
「レユニオン島ではよく付け合わせに使われる野菜です」とダニエルさん。
さらに、ゴーヤーも購入。ピリ辛のサラダにするそうです。
そして、デザート用にジャガイモも購入。ジャガイモのケーキを作るそうです。
それはそうと、今回は使った金額が全く出てきません。同じく残額もでてきません。編集する時間がなかったのか、それとも金額があまり参考にならないのか・・・。
さて、次は加工肉のお店にやってきました。燻製にしたルガイルソーセージを購入。
買い物が終わったら、お店の厨房に戻って調理の開始!
ダニエルさんのお店は、中心街から少し奥まったところにあります。テラス席のある庭には大きなバナナの木。ここからバナナの花が収穫できるようです。
「バナナの花は、水とビネガーと塩を入れた鍋に数時間浸しておきます」
煮炊きはすべて薪。昔ながらの島伝統の調理法。
まずはメイン料理から。
予め茹でておいた燻製ソーセージを輪切りにして鍋で炒めます。ここに、スライスした玉ねぎ、生姜、トマト、タイムを加えます。その他にウコンらしきものも入れるようです。そして最後にバナナの花を加えてよく混ぜ合わせたらとろ火で煮込みます。
次はデザート。
ジャガイモを茹でてバターをまぜながら潰します。そこに、小麦粉、玉子、バニラで作った生地を流し入れ、大量の砂糖を加えます。これを焼いたらジャガイモのケーキの出来上がり。
次は、メイン料理に付け合わせる葉物野菜の準備です。柔らかい葉の部分だけを使うようです。葉はフライパンで炒めます。
最後は、ゴーヤーのサラダ。
ゴーヤーは中のワタをとってスライスします。これに唐辛子と玉ねぎを加えドレッシングであえたら出来上がり。ピリ辛サラダ!でも、ゴーヤーって生で食べて大丈夫かな?ドレッシングが絡むと食べやすくなるのか?
ジャガイモのケーキの焼き上がりはこんな感じです。
では、メイン料理をお皿に盛り付けましょう。お皿の上にはバナナの葉っぱ。これがレユニオン風。ここに、ご飯、葉物野菜、ルガイルソーセージとバナナの花をたっぷり盛り付けます。
いつもとちょっと違った異国情緒あふれる節約晩ご飯になりました。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、同居人がいたずらで香料のラベルと張り替えてしまった。おかげで、シナモン風味のリンゴのタルトが、ピリ辛リンゴのタルトになってしまった」
VDM(Vie de Merde)より
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