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30ユーロで晩ご飯118 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回は、プロヴァンス地方にあるレストランのシェフが、ザクロを使った料理にチャレンジしてくれます。

 ではスタート!

Paris_Grignan.jpg

下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年11月21日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

20201123.jpg

 中東では ”天国のフルーツ” と呼ばれるザクロ。ここ10年の間にフランスでの売上が3倍になったとか。

 本日はザクロ畑でシェフのジュリアンさんと待ち合わせです。ザクロを割ってみると、赤く熟したつぶつぶが一杯。

 「ちょっと食べてみましょう。甘みと酸味の両方が味わえるので好きなんです」とシェフ。

 では、早速30ユーロを渡して、材料を揃えていただきましょう。

 まずは生産者からザクロ4個とジュースを購入。これが10ユーロで残りは20ユーロ。

 その他の材料は、レストランのある小さな村グリニャンの市場で調達します。

 まずは八百屋さんにやってきました。前菜のサラダに使う、クルミ、チコリ、フェンネル、ラディッシュを購入。少し甘みを加えたいということでリンゴも追加。

 そしてメイン料理に使うシワシワのキャベツ、玉ねぎ、ニンジンを、デザート用に洋梨を購入。これが合計で11.20ユーロ、残りは9.80ユーロ。

 最後は、お肉屋さんでソーセージミートを購入。これが2.35ユーロ。

 残ったのは6.45ユーロ。他になにか買ったほうがいいじゃない?って言っていましそうになるくらい余裕でクリア。

 では、お店の厨房で調理の開始!

 まずはメイン料理のキャベツの詰め物料理。

 キャベツの葉を一枚ずつ剥がして千切りにしたらお湯でさっと湯がきます。これを玉ねぎとニンジンと一緒にオリーブ油で炒め、そこにラディッシュの葉っぱをきざんで加えます。香り付けにもなるし無駄にしないですみます。これをボールに入れて冷ましたところでソーセージミートを混ぜ合わせ、ザクロの実を投入。アクセントの効いたお味になりそうな・・・。湯がいたキャベツの葉っぱで包んだらオーブンで火を通します。

 次は洋梨のデザート。

 ザクロのジュースを鍋に入れ温めます。その間に洋梨の皮をむき芯を取り除きます。これを先ほどのジュースに浸して煮込みます。

 最後は前菜のサラダ。

 クルミを殻から取り出し砕いておきます。野菜もご覧の通りきっておきます。ザクロはドレシングと一緒に混ぜ合わせます。こんなふうにお皿に盛り付けたら出来上がり。

 キャベツの詰め物料理は4等分にしてお皿に盛り付けます。野菜たっぷりで美味しそう。デザートはザクロの実を添えたら煮汁を上からかけてできあがり。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、同僚に前歯にサラダの野菜が挟まってると言われた。サラダ???いつ食べた?そうだ二日前に食べたっけ[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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