SSブログ

30ユーロで晩ご飯123 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回は、フランス北部の都市リールにあるレストランのシェフが、パンをベースにした料理でチャレンジしてくれます。

 ではスタート!

Paris_Lille02.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年1月16日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

20210118.jpg

 どこのお宅にもあると思うんですが、ほら、これ、スライスしたままカチカチになって残ったパン。

 今日は、シェフのマキシムさんがこの残ったパンを使った料理を作ってくれます。では、30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。

 やってきたのは市場にある肉屋さん。仔羊の肉を買うようですが、切り落とし肉をミンチにかけてもらいます。商品にならない肉でもこうして使えば無駄をなくすことができます。400gで10.40ユーロ。残りは19.60ユーロ。仔羊の肉はメインの詰め物料理に使うようです。

 広い市場。今度はどこへ行くのでしょう?

 「デザートはプディングにしようかと思ってるんです。カラメリゼしたリンゴを使ってね。プディングとなると玉子が必要になります。それに果物もね。両方一緒に買えるところがあるのでそこへ生きましょう」とシェフ。

 で、八百屋さんにやってきました。焼いて美味しく食べられるリンゴを2個。それから詰め物料理に使うカボチャ。オレンジ色がこれくらい濃いと熟した証拠。追加で、ニンジン、ネギ、シロニンジン、ブーケガルニ、玉子も購入。これが全部で11.46ユーロで、残りは8.14ユーロ。

 そして魚屋さんでは前菜に使うムール貝を購入。これが3.67ユーロで、残りは4.47ユーロ。

 最後はパン屋さんにやってきました。古いパンだけでは足りないので食パンを購入。これが3.50ユーロ。

 手元に残ったのが0.79ユーロでセーフ。予算内に収まりました。では調理の開始!

 まずはデザートのプディングから。

 玉子をといて牛乳と混ぜ合わせます。そこに白いパンを刻んで加えます。リンゴは皮をむき小さめにスライスしたらフライパンで炒めてキャラメリゼします。これらを耐熱容器に入れてオーブンで焼きます。

 次はメインの詰め物料理。

 まずは玉ねぎ、ニンジン、ネギ、シロニンジンを細かく切ったらフライパンで炒めます。その間に固くなったパンを刻んでおきます。これを加えて最後にビールを少々注ぎ入れます。これでパンによく味が染み込むのだとか。これを仔羊のひき肉と一緒に、くり抜いておいたカボチャに詰め込み蒸します。

 最後は前菜。トーストした食パンの上に火を通したムール貝と野菜をのせ、その上にまたトーストをのせたら出来上がり。

 この前菜をお供にワインを飲んでいる間に、詰め物料理ができあがってkました。美味しそう!


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、獣医の言うことを聞いて、愛犬をダイエットさせることにした。でも、ウサギが食べるはずのニンジンを盗み食いしているのを見たらかわいそうになった[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


nice!(37)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 37

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。