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マントンのレモン [コート・ダジュール地方]

 本日は天皇誕生日で祝日。普通なら月曜日に休暇を取って4連休にするところだが、結局月曜日は仕事をしてしまった。

 溜まった案件を片付けてしまいたいというのもあるけど、休んだからと言って遠出ができるわけでもなし、せいぜい半径2キロほどの範囲をうろちょろするだけ。

 しかも今は家のデスクが仕事場。ゆえに、気軽に「ちょっとひと仕事するか・・・」みたいな感じになってしまった。

 ああ、こりゃ普通じゃないなあ。この状態は早く終わらせたい。それにしても遠出したいなあ〜。

 さて、本日はレモンのお話。気持ちだけ地中海へと遠出してみましょう。

Paris_Menton.jpg

下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年2月18日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

20210223.jpg

 マントンの市場に並び始めたレモン。マリオさんはもう50年も前から庭で育ったレモンを市場で販売してきました。地中海の太陽の日差しを浴びて育ったレモンは野生児みたい。

 「化学肥料なんてなし。自然のままのだよ」とマリオさん。

 これを食べると冬でも元気にしていられるとか。

 「毎朝ジュースにして飲んでますよ。蜂蜜だけちょっと加えて飲むの。なにしろビタミンCがたっぷりだからね」と女性客。

 マントンのレモンを買っていくのは地元の人だけではありません。こちらはパリからバカンスをすごしにやってきた男性。

 「家族や親戚へのおみやげです。皆、ここのレモンのことを知ってますよ」

 こちらはマントンの丘上。レモン栽培は15世紀頃から行われていたそうです。

 「海に面した山の上は特殊な気候で暖かいんです。だからよく育つんです」と栽培者の方。

 それにしても、でかい!こうやって食べても口当たりがよくて甘いそうです。

 こちらの工房では50年ほど前から昔ながらの方法でレモンジャムを作っています。煮詰まるまで休むことなく混ぜ続けなくてはなりません。

 美味しそうなジャム。朝、バターを塗ったトーストにつけて食べたら爽やかになりそう。食べたくなるなあ。

 さて、毎年恒例のレモン祭り、コロナ感染が始まった去年は予定を早めて終了となりました。そして残念なことに今年の開催は見送りとなったようです。



******* フランス人のつぶやき *******

「今日、彼女に、残りの人生を一緒にすごしたい、そのためにはなんだって犠牲にできる、と告白した。すると彼女が言った。『あんた、なにか悪いものでも食べたんじゃないの?』」

VDM(Vie de Merde)より


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