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焼きムール貝 [フランスの郷土料理]

 フランスのコロナ感染防止パスはQRコードで発行されるが、昨日、24時間システムが作動せず薬局での登録ができない状態になったらしい。原因ははっきりしないがサーバーへのアクセスが一度に集中したせいではないかとのこと。

 PCR検査陰性の証明は有効期限が60時間かそこいらなので24時間遅れると困った事態になりかねないため少々混乱気味だ。パス反対デモも続いている。

 それはさておき、月曜日恒例の節約晩ご飯も夏の間はお休みなので、今日は、フランス西部のオレロン島のムール貝料理を紹介します。

Paris_IledOrelon.jpg

下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年8月3日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 これがその料理。島ではエグラードと呼ばれています。

 「エクラードとも言いますよ」とお食事中の女性。

 はあ、呼び名が2つあるんですね。でも真っ黒でどんな料理なのかさっぱりわかりません。教えていただきましょう。

 石の上にムール貝を並べます。まず3つをこんなふうに置きます。後は花を描くように貝をどんどん並べていきます。完成するまでに5分程かかります。

 「貝のこちら側を下にします。火を通すと下が開くからです。逆にすると開いたところに燃えカスが入ってしまいますからね」とお店の方。

 一体どうやって火を通すのやら・・・。

 ムール貝を並べた石のプレートを専用のかまどに置いたら大量の麦わらをのせ火を付けます。

 ほとんど火事ですな。貝が真っ黒になったら火が通った証拠。

 皆さん、燃え上がるのをじっと眺めています。写真に撮る人たちもいます。

 「こんな料理があるなんて知りませんでした。この島独特のものですね」と女性。

 こちらのお店では一日で100皿ほどを出すそうです。

 この料理、なんと13世紀にこの島の漁師たちが考案した料理だとか。そう言われるとこの豪快な焼き方は漁師って感じです。

 「ワインで蒸し焼きにするのとはまた違った食べ方で美味しいでよ」

 「仲良くグループで食べるのに向いてます」

 こちらのテーブルではあっという間に空っぽになってました。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、初めて海辺のレストランで給仕係をすることになった。テラス席で食事をすませた10人のグループが、一人ずつ会計をすませたいという・・・[もうやだ~(悲しい顔)]

VDM(Vie de Merde)より


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