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色と光の大聖堂 [ノルマンディー地方]

 東京はここ5日ほど雨の日が続いて涼しくなった。

 幸い豪雨とまでは行かなかったがかなり降った。そのせいか期せずして人流が減って少し感染拡大にブレーキがかけられたかもしれない。そう願いたし。

 それはさておき、モネの絵で一躍世界的に知られるようになったルーアンの大聖堂。夏の期間、プロジェクションマッピングのスクリーンになっているそうです。

Paris_Rouen.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年8月17日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 夏の夜、光と色で輝く大聖堂。迫力があります。

 「私は色に魅了されます。ほんとにすごいスペクタクルだと思います」と女性。

 皆さん見とれてらっしゃいます。

 今から14年前にルーアンで見たときよりかなり豪華になってます。

 当時は、モネの大聖堂の絵をそのまま大聖堂に映すという芸術的な要素が強かった。それでもその迫力に圧倒された。

 今はさらに複雑になって、本当にスペクタクルだ。

 この日は全国から2,000人の観客が集まったそうです。

 「今までこういうのは見たことがなかったから感動してます」

 「映像が見事です。大聖堂がさらに価値あるものに見えてきます」

 その映像を作り出しているのがこちらのお部屋。17台のプロジェクターが設置されています。

 やはりコンピュータ制御だ。バグがみつかってもすぐに対応できるとか。

 このイベント、毎年行われているようです。昨年はコロナ感染で中止になりましたが、今年は開催にこぎつけました。

 今年のテーマは、ノルマンディーの壮大な叙事詩。

 14年前、ぶらっと広場に行ったら突然始まって思わず見とれてしまったことを思い出す。

 客席もなければロープも張られてない。もちろん無料。これは今もきっと無料で楽しめるに違いない。

 2,000人はちょっと蜜だけど、コロナ禍でぱっとしない世の中、少しは楽しい気分になれたでしょうね。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、小学校の生徒たちに、古いプロジェクターを使って1501年制作のヒエロニムス・ボスの絵を見せた。すると生徒の一人が言った。『その時代にカラーフィルムなんてなかったはずだ!』」

VDM(Vie de Merde)より


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