レジでおしゃべり [トピックニュース]
YouTubeで手相の動画をやっているチャンネルを発見。
早速、自分の手相と動画を見比べながら、ええっとこの線が運命線で・・・こっちが生命線で・・・このシワがあると・・・、などとやっているうちに、ちょっと待てよ、手のシワなんか真剣に見ながらああだこうだとやってるなんて、私はバカか?
急に冷めて現実世界に戻ってきたのだった。
それはともかく、本日はフランスのスーパーのレジのお話。

下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年1月10日に放送)動画が見られない場合は→こちらをクリック
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらはセルフレジ。自分でささっとお会計をすませて立ち去ります。かかった時間は30秒。皆さんお急ぎのようです。
しかし、そうではない方たちもいらっしゃるようです。
「このレジはゆっくりで大丈夫ですよ」とレジ係り。
「ああ、そうかい」とお客様。
この6番レジはゆっくりおしゃべりしながらお会計を済ませることができるようです。
「調子はどうだい?」とお客。
「ええ、上々よ(笑)」とレジ係り。
そんな会話か交わされることもあれば、危うく夫婦げんかになりそうなところをレジ係りが止めにはいるなんてこともあるようです。
「毎日慌ただしく過ぎていくでしょ。だから人とふれあいたくなるんですよ」
「近頃じゃあなんでも自動ですからねえ」
この方、重そうな買い物袋を2つもお持ちになってます。大変ですね。因みに、フランスのスーパーでは、レジ係がバーコードを通した商品を客が片っ端から買い物袋に入れるというやり方をします。日本みたいにカゴに入れて別の場所で詰め込むということはしません。
それはともかく、このゆっくりのレジにはお年寄りが多いようです。
「高齢者の場合、この買物が唯一の外出というのがほとんどです。ずっと家に一人きりですから気分転換にはいい機会なんです。ですから、おしゃべりできて気に入ってもらってるようです」とレジ係のメラニーさん。
お店では手早く済ませたい人、ゆっくりのんびり済ませたい人など、様々な客の対応できるようにして固定客を作る戦略のようです。このおしゃべりできるレジもその一環。
そもそもはオランダで生まれたサービスだとか。ああ、レジでやってますね。オランダ語だから何を話してるかはわかりませんが・・・。
オランダでは200ほどの量販店にこのレジがあるそうです。フランスはまだ2つのスーパーだけ。
「セルフレジが増えている一方で、その逆の顧客との交流を大事にした伝統的なレジも見直されているんです」と専門家。
日本にもそのうちこんなレジが現れるんだろうか?
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、スーパーで買い物を済ませて帰宅すると、妻も同じスーパーで買い物したことがわかった。しかも、同じ買い物リストを持って・・・」
VDM(Vie de Merde)より
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