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30ユーロで晩ご飯213 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回はフランス北部の町のレストランのシェフが火を使わない料理、つまりは生の料理でチャレンジしてくれます。

 ではスタート!

Paris_Armentieres.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年5月27日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック。

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 料理といえば、網焼きにしたりフライパンで炒めたり鍋で煮たりと火を通すというのが通常ですが、本日は生の料理。シェフのニコラさんが作ってくれます。

 早速、30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。

 こちらは生産者の直売所。まずは前菜用にアスパラガスを購入。
 ん?アスパラガスを生で食べる???ええっ、大丈夫ですかね。固くて青臭い味がすると思うのですが・・・。でもシェフは自信満々。このアスパラガスが全部で9.94ユーロで残りは20.06ユーロ。

 次はマッシュルーム。これは生でたべられますね。しかし、なんとデザート用だそうです。さらに、バターとフレッシュチーズも購入。これが合計で6.60ユーロで残りは13.46ユーロ。 

 次は、こちらの畑でズッキーニを調達。種の少ないのを傷をつけないように収穫します。これが3.40ユーロで、残りが10.06ユーロ。

 最後は魚屋さんにやってきました。サバを購入。これが4.38ユーロで、残りは5.68ユーロ。

 余裕で予算内に収まりました。ではレストランの厨房で調理の開始!

 火を通さない料理の最大の利点は煮炊きに時間を費やする必要がないから早く作れること。

 まずは前菜から。

 ホワイトアスパラガスは包丁で薄く輪切り、グリーンはスライサーを使ってできるだけ薄くライスします。結構大変な作業・・・。これをボールに入れてビネクレットソースとアンチョビのピュレで味をつけたら出来上がり。

 次はメイン料理。

 ズッキーニをスライサーで薄切りに、サバは包丁で薄切りにします。薄切りにしたサバはフレッシュチーズで味をつけ、こんな具合にもりつけます。

 最後はデザート。

 フレッシュチーズのアイスクリームにホワイトチョコのムースを絞り出し、そこに薄くスライスしたマッシュルームをトッピングして出来上がり。

 「ヘーゼルナッツのような、プルーンのコンフィのような味になります」とシェフ。

 これなら火を通さないでもおいしく食べられると納得です。それにしてもグリーンアスパラの薄切りはすごかったですね。


******* フランス人のつぶやき *******

「最近になってやっとわかったことだが、彼が『料理をする!』という時は、自分の好きな料理を、自分が食べたい分量だけ作るという意味だ。そして材料費は半々で払うということ。」

VDM(Vie de Merde)より


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