ガトーバスク [バスク地方]
昨日は、いつもの節約晩ご飯の放送がなかったので代替の番組を探していたら時間切れとなってしまい、更新は本日となりました。
本日は、タイトルのとおりバスク地方のお菓子ガトーバスクのお話です。
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年7月18日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
市場に並ぶ焼き菓子。
こちらが本日の主人公ガトーバスクです。どうやら味見させてくれるらしい。う〜む、皆さん口を揃えて美味しいと仰っています。食べたくなるなあ〜。
町の繁華街に並ぶお店でも必ず売られています。お店の包み紙もバスク模様。
夏のバカンスをすごすためにやってきた人々にとっては楽しみの一つ。
「バカンスのおやつはこれですよ」
「バカンスの間には必ず食べますよ」
手に入れようと長い列もできてます。
さて、ここから20キロのほどのところにあるこのお店では昔から伝わる伝統の作り方でガトーバスクを作っています。
材料は、小麦粉、砂糖、バター、玉子。これをボールに入れて混ぜ合わせ生地を作ります。バターの量がすごかったですね。生地を型に被せたら、カスタードクリームを起き生地で蓋をします。焼き上がりはこんな感じ。
「中は柔らかくてとろっとしてますよ」とパティシエ。
一方、ちょっと変化をつけたガトーバスクを売っているお店もあります。チョコレート、ヘーゼルナッツ、柑橘類などを加えたもの。
「伝統の作り方を尊重しつつ、新しいものを加えていくというのが我々のスタイルです」と社長さん。
今の季節だったらサクランボを入れるのもありかな。でもサクランボをいれたらクラフティーになってしまいそうですね。
最後に、ガトーバスクのお値段は、一人分なら2.50ユーロ、6〜8人分なら20ユーロ。このお店では一日に150個ほどを売り上げるそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、愛を込めて作ったばかりのケーキを、母に全部食べられた。その言い分が、「だって型が欲しかったのよ」 」
VDM(Vie de Merde)より