フランスの小さな村 〜 リクヴィール 〜 [アルザス地方]
ワールドカップのフランス代表、大変な事になってしまいました。
FWのアネルカはすでに南アを発って、ロンドンに行ってしまったようですし.......。
私は特にサッカーファンではないけれど、この状況、ちょっと心配になってきます。
それはさておき、今日も引き続き「フランスの小さな村」を紹介します。
リクヴィール
(Riquewihr)
パリ→ストラスブール→コルマール(列車で3時間ほど)
コルマール→リクヴィール(106番バスで約30分)
アルザス・ワイン街道にある町リクヴィール。城壁に囲まれた「最も美しい村」の一つです。
町は広大な葡萄園の中にあります。通りには木骨造(コロンバージュ)の家が建ち並び、中世のまま時が止まったかのようです。家はどれも西暦1471年から1618年の間に建てられたもので、三十年戦争(1618-1648年)以降は何も建設されていないそうです。昔からワインの産地として栄えていたこの町は、戦争の打撃から少しずつ復活して行きます。
それぞれの家の地下には必ずワイン蔵があります。ほとんどが16世紀に作られたもので、ここでワインが熟成されます。
アルザス地方の葡萄園は細かく分割されているというのが特色で、リクヴィールの回りには9ヘクタールほどの区画が66あるそうです。
映像は→こちら(3分30秒、冒頭にCMあり)
ワインがおいしそうです。そして日本でもよくパン屋さんで見かけるようになったクグロフ。アルザス地方の名物です。ブリオッシュの生地を特殊な形の型に入れて焼いたものですが、オーストリア、ドイツ、チェコなどでも作られているようです。wikipediaの仏版には、マリー・アントワネットが、オーストリアで人気のあったこのお菓子をフランスの宮廷で流行らせたらしいと書いてあります。
クグロフ(Kouglof)
時間のある方は下記の映像もご覧ください。クリスマスの市が開かれている町の様子です。
デフォルメされたような町並みですね。
コルマーへは行ったことがあります。
フライブルクに住んでいた頃。
by orange (2010-06-25 21:24)
orangeさん
コルマールとフライブルクはライン川のあちらとこちらですね。
私はストラスブールへ行った時にコルマールをかすめて通りました。アルザス・ワイン街道は一度ゆっくり回ってみたいと思っています。
by carotte (2010-06-25 22:11)
ハーフティンバーの家が立ち並ぶ街並みが中世ヨーロッパしていてたまりません!それにしてもワインが美味しそう。こんなところに生まれて一生ワイン漬けになりたかったです(笑)
by opas10 (2010-06-26 11:35)
opas10さん
ワイン蔵で、コルク栓の抜ける音が響いて、グラスにワインが注がれる......しかも、外は中世。夢のようです。
by carotte (2010-06-26 21:57)