ブルターニュ地方の島 その2 〜 イル・ヴィエルジュ 〜 [フランスの島々]
イル・ヴィエルジュ
(Île Vierge)
パリ→ブレスト(Brest)(列車で4時間半)
ブレスト→リリア(Lilia)(特急バスで1時間5分)
リリア→ペロス港(Perros)(徒歩約1キロ強)
ペロス港からガイド付きの灯台見学観光船あり(大人2.5ユーロ)
ブルターニュ地方リリア諸島に属する島です。和訳するとすれば「ヴァージン島」。面積が約60㎢ですから、だいたい八丈島と同じくらいの大きさです。
ここには有人の灯台があります。最初の灯台は1845年に作られ、高さは31メートル、光達距離は14マイルでした。当時は明かりをともすのに菜種油が使われたそうです。現在のものは1902年に建てられ、高さは82.5メートルあり、ヨーロッパでは一番高く、また石造りの灯台としては世界一高いそうです。また霧笛が設置され、霧が出たときは音で位置を知らせます。
下記の映像を見ながら、一緒にカヤックで島の灯台を訪ねてみましょう。
島は大陸の海岸から1.5キロほどのところにあります。灯台の内部の壁は乳白色のタイル12,500枚で覆われ、光達距離27マイルの光源のあるドームまでは325段の螺旋階段を上って行きます。展望台に出ると、岩山の点在するブルターニュの海の風景が広がっています。
ブルターニュへは何度も行ったことがあることもあり、フランスでもっとも印象に残っている地方です。でも、ブルターニュ半島の先端部は未知の世界です。
by wattana (2010-06-26 05:42)
カヤックが気持ち良さそうですね~。灯台、なにより石造りというのがスゴイですし、内部のらせん階段もちょっとアールデコがかった細かい意匠が魅力的です。
by opas10 (2010-06-26 11:22)
wattanaさん
この辺りまで足を伸ばすというのは通常の旅行ではちょっと思いつかないですね。ただ、手つかずの自然が残っている感じで興味深いです。やっぱり一度行ってみたいです。
by carotte (2010-06-26 21:21)
opas10さん
カヤックに当たる波しぶきなども見えて臨場感たっぷりです。
灯台の内部が美しいのには感動します。螺旋階段と壁の白いタイル(ガラスタイル)はみごとですよね。
by carotte (2010-06-26 21:44)