パリの異邦人 その３ 〜アフリカ人〜 [パリ]
マリ出身の魚屋では、セネガル沖の海で穫れる魚を売っています。また、アフリカならではの野菜を売る八百屋の主人はトーゴ出身。ここには、パリ郊外に住むアフリカ系移民が食材を求めてやってきます。
これからご覧いただく動画には出てきませんが、ここからすぐのドゥドーヴィル通り(rue Doudeauville)には、コンゴのものならなんでも揃うお店（Tout Kin)や、コートジヴォワール直送のものを売っているお店（Au Marché de la Côte d'Ivoire）、またアフリカの布を売るお店もあります。
映像は→こちら
映像の後半に出て来た食堂は、シャトールージュから４、５キロ北西へ移動したポルト・ド・クリシーにあり、カメルーンやセネガルの伝統的な料理をだしてくれるそうです。アフリカ人にとってはおふくろの味でしょうか？とても美味しそうに見えました。様々な理由で母国を離れた人々が、故郷の味を思い出す人気の場所です。
アフリカのヘアモードに仕立ててくれる美容院はパリ10区、メトロ駅シャトー・ドー（Château d'Eau)から出てすぐのシャトー・ドー通りに並んでいます。ここへ行けば、あのあみあみのヘアスタイルにしてくれます。
最後に出て来たレストランは19区にあるアフリカ料理のお店Moussa L'Africain。
お店のサイトに出ているメニューを見るとこんな料理が出ていました。
＊Yassa（セネガル料理）：ライムに漬けたタマネギのコンフィ
＊Mafé（マリ料理）：にんじんとキャベツを加えたピーナッツの練り物がベースのソース
＊Ndole（カメルーン料理）：生のピーナッツと一緒に調理した苦いほうれん草
上記に、牛肉か魚（又はエビ）か鶏などを選んで組み合わせるようになっています。
ここではライブもやっていて、おいしいお料理を食べながらアフリカの音楽を楽しむことができます。
＊＊＊＊＊＊＊＊ フランス人のつぶやき ＊＊＊＊＊＊＊
「僕の婚約者は人道支援の仕事をしている。今日、彼女は食堂にアフリカの写真を飾った。おかげで僕たちは、何かを懇願するかのような目をしたアフリカの子供を見ながら、毎日食事をすることになった」
VDM (Vie de merde)より
いつも思いますが、凄い記事ばかりです。
ソースはどこから？
ほんとは日本に住んでない？
どんなガイドブックよりも、詳細な情報。
いや、どのガイドブックに載っていないような情報が、このブログにありますね。凄い。
など思ってしまいます(^_^;)
by Conny (2010-10-24 19:59)
バナナを加熱して食べるということが不思議でした。
学生寮でアフリカ人の留学生がいつもバナナを唐揚げにして
食べていたのを思い出しました。
ところでオクラはフランス語ではなんと言いますか？
ピーマンは聞き取れましたが。
同僚のフランス人女性、彼氏がアフリカーンスを話す人で今年の夏に南アフリカへ行ってしまいました…
by orange (2010-10-24 21:07)
Connyさん
東京に住んでますよ！
ブログのネタに使っているのは、TF1のニュース番組がほとんどです。後は、フランスの代表的な新聞や雑誌のサイト。自分なりの記事にするために、wikipedia、各地の観光案内所サイト、ネット検索で出て来たサイトで参考になりそうなサイトを片っ端から調べてます。
実際、現地にいた時より情報量は多いです。インターネットの威力ですね。ネットなしにはこれだけの情報は集められないです。
by carotte (2010-10-24 22:22)
orangeさん
今なら、バナナの唐揚げおいしそう！なんて思いますけど、昔はちょっと考えられませんでした。
オクラはゴンボー（Gombo）と言ってました。しかし、私がパリにいたとき、スーパーでOkuraで売ってました。どちらもアフリカ語なんじゃないかと思うのですがどうなんでしょう？
by carotte (2010-10-24 22:26)
東京在住、こころはフランスですね!!
carotteさんのブログ・・・ベタな言い方ですが、フランス博士になれますよね。
by Conny (2010-10-24 22:26)
Connyさん
ちょっと普通の情報じゃないのは、TF1のせいなんですよ。
こんなの知らなかったあ、みたいな情報ばかり。
少し調べてブログに書けば、頭に残るかななんて思ったり、ちょっと変わった情報を面白いと思ってくれる人もいるんじゃないかなと思ったりで始めたブログです。
by carotte (2010-10-24 23:15)