パリのビストロ巡り その5 〜 パリ18区 〜 [パリ]
1860年までは一つのコミューンだったモンマルトル。詩人や画家たちが集まるようになり、今では古き良きパリの代名詞のようになっています。
現在のビストロのオーナーであるモロー姉妹は、生まれも育ちもモンマルトル。そして今でもここで暮らしています。お店を開いたのはそのひいおじいさん。1909年のことでした。
パリで100年以上も続いている店はいくつかありますが、同じ家系によって経営されてきた店はここだけかもしれません。
ここのシェフは、伝統的な煮込み料理が得意です。今日は、その一つを紹介してくれます。下記写真をクリックして番組をご覧下さい。
牛肉を使ったミロトン。普通はポ=ト=フーの残りで作る料理です。
水を張った鍋に牛の肩肉を入れ、玉ねぎ、ニンジン、ネギ、セロリなどの野菜や香草を入れ、4時間煮込みます。
煮込んだ肉を一晩冷蔵庫の中で寝かせたら、さいころ状に切っておきます。
次に、フライパンで玉ねぎを炒め、そこに切った肉を入れ、トマトソース(生のトマトにローリエとタイムを加えて作ったもの。時間がなければ濃縮トマトを使っても良い)を加えたら軽く煮込みます。最後に刻んだピクルスを加えたらできあがり。
付け合わせはパスタです。冷めないうちに食べるのがいいそうです。
もう一つの名物料理が、骨の髄のグラタン仕立て(Os à moëlle gratiné)。普通はぶつ切りで出て来る料理ですが、この店では長いままなので、まんべんなく火が通って美味しいとのこと。
一番安い定食が20.50€(ランチ)。
デザートは、りんごのタルトのアイスクリーム添え、プロフィットロール。プロフィットロールの中身はアイスクリーム。チョコレートとアーモンドのスライスが惜しみなくかけられていました。
carotte さん、おはようございます。
牛の骨髄がこのような形状で提供される料理は初めて見ました。
牛骨をカットするのはとても危険な仕事です。
by wattana (2011-04-03 08:36)
wattanaさん、おはようございます。
映像は見られましたか?
TF1はどうも昨晩からずっと映像が見られない状態になっています。今朝もまだダメです。時間はかかりますが、一応、サイトにアクセスだけはできます。ただ、いつまでたっても映像が出て来てくれません。>_<
骨髄はそのまま一本がお皿にのってましたね。私はこの手の料理は食べたことがありません。骨のカットは、やはり機械を使うんでしょうね?
by carotte (2011-04-03 09:41)
carotte さん、こんにちは。
映像は今朝、2回見ました (今、試してみましたが、つながりません)。
骨髄、骨付きの肉をカットするには、バンドソーと呼ばれる食肉加工用の機械を使います。http://kikai.village-shikoku.net/?eid=137
by wattana (2011-04-03 12:11)
wattanaさん、こんにちは。
バンドソーはかなり大掛かりな機械なんですね。
番組はご覧になれたようで良かったです。
当方は別の無線LANにつなぐと見られるようになりました。ケーブルでつなぐとダメになります。変な現象ですね。
by carotte (2011-04-03 14:26)