代々家族が営む地方のホテル その2 〜 ロワール県ピラ山地方 〜 [フランスのお宿]
シリーズの二回目は、中央山岳地域の東端のペリュサン(Pélussin)にあるオーベルジュAuberge de la Rossagny(オーベルジュ・ドゥ・ラ・ロサニ)。
常連のお客さんは、口々に、田舎の静けさと雄大な眺めが素晴らしいと言います。
もとは羊小屋だったというこのオーベルジュは、ローヌ川渓谷を見下ろす、標高720メートルの山の上にあります。天気のいい日には、遠くアルプスの山並みも見渡すことができます。下記写真をクリックして番組をご覧下さい。
1988年から、ここのオーナーになったナタリーさんは、この20年、絶対うまく行くと信じて一生懸命働いたそうです。その甲斐あって、少しずつお客さんが増えたそうです。
この地方で穫れる食材をベースにした料理は、安くて美味しいと評判です。そして、オーベルジュらしい雰囲気が高齢者から若者までを引きつけています。
春とともにハイキングのシーズンが始まりますが、この地域には様々なコースが用意されています。
客室は2つだけ。1人または2人用が一泊36€。3人用が一泊41€。朝食は一人6€。
この他に、55人収容の大広間、30席の食堂があります。また、庭には食事のできるテラスも設置されています。
食事はすべてここのお手製。薪の火の窯で焼いたパン、テリーヌ、キッシュ、タルトなど。
定食は11€~18.50€。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、台所の正面にある木に花が咲いていた。きれいだったので窓越しに写真に撮ることにした。しかし、残念なことに、花はピンぼけで、窓ガラスのほこりがくっきり写っていた」
VDM (Vie de merde)より
リーズナブルで、雰囲気が良いなんて~。
フランス語もサッパリわかりませんが、あこがれちゃいます(*^_^*)
by soraaane (2011-04-07 22:17)
soraaaneさん
映像があれば言葉はあまり関係ないですね。
ここは破格の料金です。やはり安くて美味しいものだすというのが、お客さんを呼ぶ一番の方法かもしれません。
by carotte (2011-04-08 08:23)