氷の滝登り

　今日の東京は、昨日の梅雨明け宣言を立証するかのように、朝から青空が広がり、ここぞとばかりに太陽がぎらぎらと手足をのばしていました。

 

　さすがに忍耐の限界と、午後になってエアコンのスイッチを入れさせていただきました。

 

　こんな時は、涼を求めて冬山の“氷の滝登り”などいかがでしょうか？

 

　なにはともあれ、下記写真をクリックして番組をご覧下さい。（フランスのTV局TF1で2010年1月11日放送）

 

 

　カマキリのカマのような道具を使って氷の滝を登る人たち。氷の下は水が流れています。ポイントを間違えると氷が割れて真っ逆さまに落ちて行きそうな……。

 

　ガイドのジェラールさんはすでにこの道25年のベテランです。しかし、毎回、登るたびに新しい発見があるそうです。

 

　天候によって氷の状態が変化するからでしょうか？

 

　そうなると、登り方には一応の原則がありますが、その時々によって臨機応変に対応して行かなくてはなりません。

 

　この日は、二人の初心者に登り方を教えていました。初心者と言っても、すでに登山の経験を積んだ二人です。しかし、岩と氷とでは状況は異なります。最初の滝は、登るのに少なくとも半日はかかったそうです。

 

　ジェラールさんは、一日が終わると、必ず専門のサイトであちこちの滝の状態を確認するそうです。

 

　初心者の二人も少し慣れて来た二日目は、350メートルの滝にいどみます。

 

　このスポーツ、20年前にはほんの一握りの人たちの間で行われていましたが、今では世界で数千人にも増えたそうです。

 

　この地域には同じような滝が数百あり、世界の挑戦を待っているそうです。

 

 

 

＊＊＊＊＊＊＊＊　フランス人のつぶやき　＊＊＊＊＊＊＊

「今日、仕事に出かけるのに車にのろうとドアを開けた。しかし、凍り付いてどうしても開かない。仕方がないから車の修理工の夫に連絡した。すると、夫の同僚が、単に車に鍵がかかっているだけなんじゃないかと言った。……確かに、そのとおりでございました」

 

VDM (Vie de merde)より

タグ：冬山 凍り付いた滝を登る

コメント 6

涼を感じました... でも、こっちより東京の方が暑そうですね。
コチラの夜は肌寒いです。
by 島酔潜人 (2011-07-10 21:47) 

涼しくなりましたよ。
カマキリのようなハーケン？なかなか面白い道具ですね。
あのカーブがあるから氷の壁にサクサクと入るのでしょうね。
…今朝、大阪も長周期地震の影響で揺れましたよ。ビックリです。
by orange (2011-07-10 22:35) 

涼しくなりますね(^^)
登るときは必死でも・・・降りるときはどうするんだろう？
・・・と、考えただけでも冷や汗がでました(笑)
by soraaane (2011-07-10 23:23) 

島酔潜人さん
夜は肌寒いんですか.....うらやましい。
東京も昼と夜では多少違ってますが、暑いことに変わりはないです。まだまだ夏は始まったばかりなんですよね。
by carotte (2011-07-11 09:36) 

orangeさん
あれ、ハーケンって言うんでしたっけ？曲がり具合が直角じゃなくてカーブなんですよね。カーブの方が丈夫そうです。
そう言えば、久しぶりに地震がありました。３月の大震災以来続いていた余震と同じタイプでした。大阪も揺れたんですね。
by carotte (2011-07-11 09:41) 

soraaaneさん
考えてみたら降りるときも結構あぶないですね。
ロープにつかまってはずみをつけながら降りたりすると氷が割れかねないですから、そろりそろりと降りるんですかね？
by carotte (2011-07-11 09:43)