フランス人も海外でバカンス その１ 〜 アマルフィ海岸 〜

　フランス人の多くが国内でバカンスを過ごすようですが、自国を出て別の国の夏を楽しむ人たちもいます。

 

　今回は、そんな人たちと一緒に、フランスとは別の国を訪ねてみることにします。３回シリーズです。

 

　一回目は、お隣の国イタリア。アマルフィ海岸を訪ねます。

 

 

より大きな地図で アマルフィ海岸 を表示

　まずは、ナポリまたはソレントから観光船に乗り、地中海独特の海岸線の風景を眺めながら、一路、カプリ島へと向かいます。行き方は他にもありますが、これが一番楽だそうです。

 

　カプリ島でのアクティビティは３つ。まずは泳ぐ、次は青の洞窟を見学、最後に島のてっぺんまでハイキング。下記写真をクリックして番組をご覧下さい。（フランスのTV局TF1で2009年7月27日放送）

 

 

　船に戻ったら、いよいよアマルフィ海岸のあるソレント半島の南側へと入って行きます。

 

　西はポジターノ村から東はヴィエトリ・スル・マーレ村までの全長約25キロがアマルフィ海岸です。この途中にアマルフィ村があります。

 

　今回はポジターノで船を降り、観光バスに乗ってアマルフィまで海岸線を走ります。途中、アマルフィーの美しい海岸線に皆さん目を奪われていました。

 

　元気のある旅行者は高台まで足で登って行きます。高台までの階段の数は1200段ほど。

 

　途中、ガイドさんがみつけた花の名前はPassiflora（仏名fleur de la passion)（受難の花）。あのキリストが頭につけさせられていたいばらの冠に似ていることから、この名が付けられたそうです。

 

　さらに登り続けるとレモンの果樹園がありました。ここは一年中レモンが育つそうです。

 

　村の土産物品店では、様々なものが売られています。地元の特産品もありますが、観光客目当てのつまらない物もあるので要注意。

 

　最後によじ上るようにして高台に上がると、絶景が待っていました。半島の端からアマルフィーまで約80キロの海岸線が一望できます。

 

 

 

＊＊＊＊＊＊＊＊　フランス人のつぶやき　＊＊＊＊＊＊＊

「今日、飛行機に乗った。互いに知り合い同士のイタリア人に挟まれたまま、2時間半は長かった.......」

 

VDM (Vie de merde)より

タグ：カプリ島 アマルフィ海岸 イタリア観光

コメント 6

アマルフィーへも1昨年行きました。細い道、高い断崖、本県の祖谷秘境を走る感じがしました。景観はアマルフィー勝っていましたが。
by t-toshi (2011-07-12 19:31) 

パッションフルーツ、レモン…いいですね。
ゲーテが何度もイタリアへ旅をした理由がよくわかります。
オレンジが実るところ…アルプスの向こう側は、特別な場所だった
のでしょうね。行ってみたいですねぇ…
イタリア人の同僚（男性ですが）一人でもしゃべってます（笑）
そんな人×2に挟まれてはたいへんですよね。
by orange (2011-07-12 23:15) 

t-toshiさん
やはりアマルフィーにも行かれてましたか。そうじゃないかなと思ってました。私の方は西伊豆を思い出しました ^^;
もうかなり前になりますが、祖谷は一度行ったことがあります。知り合いが徳島におりまして、阿波踊りを見たついでに車で連れて行ってくれました。かずら橋も渡りました。また機会があったら行ってみたいです。
by carotte (2011-07-13 10:45) 

orangeさん
イタリアからドイツへ列車で旅行したことがあるのですが、がらりと雰囲気が変わりますね。ヨーロッパは陸続きでも国によって個性があるところが面白いです。
フランス人もかなりおしゃべりですが、イタリア人には敵わないんでしょうねえ〜。声の出方からして違ってますし。 ^^
by carotte (2011-07-13 11:02) 

ここの高台は気持ちよさそうですね。標高が高い分、海岸よりも涼しそうな感じがします。そして高台の頂上、日本だったら、氷レモンとかレモン味のソフトクリームの売店が出ますね、ほぼ１００％（笑）。
by opas10 (2011-07-17 16:57) 

opas10さん
氷レモン、レモン味のジェラート売れそうですね。^^
高台まで急な坂を何段も登りますから、しまいには汗だらだらになって、何か冷たいものということになりますから。
by carotte (2011-07-17 20:57)