ボジョレー・ヌーヴォーは還暦 [フランスのワイン]
今月17日はボジョレー・ヌーヴォーの解禁日でした。
このワイン、今年で60歳の誕生日を迎えたそうです。
誕生したのは1951年。そして、最初の解禁日は今よりずっと後の12月15日と条例で定められていました。
しかし、ワイン製造組合は、その日より早く出荷できるワインもあると声明を出すなど、生まれてから15年ほどは解禁日はあちこち移動し一定していなかったそうです。
一定し始めたのは1967年から。11月15日と定められました。
しかし、この日にもちょっとした問題がありました。
11月11日の第一次大戦の終戦記念日に近過ぎるとか、週末に当たってしまうのは良くない等々。
現在のように、11月の第三木曜日と定められたのは1986年からだそうです。
それにしても今どき、第一次大戦の終戦を大々的に祝う国なんて、世界に何ヶ国くらいあるんでしょう???
それはさておき、ボジョレー・ヌーヴォーの還暦を祝うお店があると聞き、フランスのTV局TF1は取材班を現地に送りました。
訪ねたお店Entrepotは、産地からやや離れたシェール県のオビニー=シュル=ネールにあります。
下記ウィンドウの▶をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2011年11月18日に放送)(▶をクリックしても該当の映像が出てこない場合や、直接TF1のサイトでご覧になりたい方は→こちら)
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、僕の学校では第一次大戦の終戦記念日にオーケストラを招待した。演奏が始まった瞬間、僕は叫んだ。『スターウォーズのテーマだ!』はずれ。それはフランス国家だった」
VDM (Vie de merde)より
carotte さん、おはようございます。
ボジョレー・ヌーボー、10年以上前に一度飲んだことがあります。ヌーボーは今、ボジョレーだけでなく、ボジョレー・ヴィラージュ、マコン・ヴィラージュでも出ているのですね。スーパー、デパートで販売していたボジョレー・ヌーボーを見ましたが、以前と比べ値段が下がってきましたが、でもまだ割高感があります。新酒といえば、日本酒の初搾りが出始めました。日本酒はワインとは異なり、長期熟成が一般的ではないので、新酒が基本です。今年は寒くないので、(冷却のための)機械設備が十分でない小さな酒蔵は仕込みに苦労していると思われます。
by wattana (2011-11-21 07:39)
wattanaさん、おはようございます。
輸入する国が増えたのかもしれませんね。TF1のニュースにちらっと日本の様子が出てきましたが、500円で売っていたお店もあったようです。5、6年前にたまたまいたお店にボジョレー・ヌーヴォーがあったので飲んだ時は3,000円ほどしてました。お店のワインですからねえ、少々高くなってしまいますが、それにしてもこの値段はないんじゃないかなと思います。日本酒も新酒の時期ですね。この暖かさでは仕込み大変そうです。
by carotte (2011-11-21 09:57)
新酒はまだ・・・(^^ゞ
実家に7~8年前のヌーヴォーが4本を持っていまして、
毎年この時期にその存在を思い出します。
飲めるかなぁ(笑)
by soraaane (2011-11-22 10:43)
soraaaneさん
7〜8年もののヌーヴォーが4本......どんなお味でしょ。
1年後くらいのは飲んだことがありますが、そこまでのものは未知の世界。^^
by carotte (2011-11-22 22:35)
ボジョレー、最近はあまり手を出していません。若い酒のクセに割高なんて・・・という、単なるケチな理由なんですが(笑)
by opas10 (2011-11-27 11:10)
opas10さん
私も同様です。不当に高い値段ということの他に、昔のように知る人ぞ知るくらいで盛り上がっている頃はまだ良かったのですが、あちこちで売らんかなみたいになるとどうも買って飲む気になりません ^^;
by carotte (2011-11-27 21:05)