SSブログ

キリスト降誕 [トピックニュース]

 12月25日は、キリストが生まれた日。

 

 この日が近づくと、様々な国で、人形を使ってキリストが生まれた時の様子を再現します。

 

 フランスではこれをクレッシュ・ドゥ・ノエルと言いますが、このクレッシュを収集し展示している神父がいます。


Paris_Damvillers.jpg

 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2011年12月8日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合や、直接TF1のサイトでご覧になりたい方は→こちら



 展示されているクレッシュは100点ほどもあります。
 
 黒い肌をした幼子イエスはアフリカ製。
 
 次がパレスチナ自治区ベツレヘム製。木製でしょうか?赤くちかちかする照明がちょっと邪魔ですね。
 
 その次のカラフルな建物付きのがポーランド製。
 
 そして神父ミカエル=ジョセフさんが指をさして説明してくれたのがブルターニュ地方で作られたクレッシュ。こちらのマリア様と幼子イエスはブルターニュ地方の民族衣装を着ているそうです。
 
 ミカエル=ジョセフさんは7歳の頃からクレッシュを集め始め、36歳になった今、その数は130点に及びます。
 
 毎年、この司祭館の屋根裏に展示されるそうです。
 
 クレッシュの展示は、キリスト教徒とふれあうためにはとても良い機会になるそうです。
 
 展示期間中の11月と12月はたくさんの見学者が訪れます。
 
 「クリスマスを象徴するのがこのクレッシュですからね。司祭館で展示されるというのはいいことだと思いますよ」と子供ずれのお母さん。
 
 「キリストの誕生の瞬間は、信者にとっては大変感動的な場面です」と別の見学者の方。
 
 タンスの上に飾られていたのはスペイン製です。聖家族だけが大きな人形になっていました。
 

 

sapinnoel.jpg

 本日のクリスマス・イルミネーション
☆ コルシカ島 ☆
Corsemap3.jpg

番組を見るには、こちらをクリック 

*「フランス人のつぶやき」はしばらくお休みします。


nice!(26)  コメント(4) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 26

コメント 4

niki

Joyeux Noël~!!

by niki (2011-12-25 20:18) 

carotte

nikiさん、こんばんは。
時計を見たら、0時を回ってしまってました。
でも、フランスはまだ25日です。
Joyeux Noël et meilleurs voeux pour 2012!
by carotte (2011-12-26 01:02) 

orange

フランスではクレッシュと呼ぶのですね。ドイツではKrippeです。飼葉桶を指す単語ですが、ここにイエスが寝かされたとの話から。そして保育所のこともKinderkrippe(子どもの〜がついて)と呼びます。つまりゆりかごという意味になったのでしょうね。
昔は我が家でもこの季節には飾ったのですが…昨日は仕事でした^^?
コメントありがとうございます^^。
by orange (2011-12-26 10:12) 

carotte

orangeさん
ドイツもフランスも意味は同じですね。保育所もクレッシュです。
毎年この時期はのんびりとすごすのですが、1週間ほど前から大忙しになってしまいました。とりあえずはもう1日か2日の辛抱。閑なのは大問題ですが、忙しすぎるのも問題です。
ほんとに美味しい、美味しいシュトレーンでした。来年もまたありですかねえ〜。^^;
by carotte (2011-12-27 11:47) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。