ヴェルサイユに行くならRER C線に乗って [フランスのお宝]
フランス国鉄は、パリとベルサイユ宮殿を結ぶRER C線をこんな風に改装しました。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2012年5月11日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合や、直接TF1のサイトでご覧になりたい方は→こちら)
サン=ミッシェル、オルセー美術館、アンヴァリッド、アルマ橋、エッフェル塔………と、観光の名所をつなぐRER C線。
そのまま乗り続けると、ヴェルサイユ宮殿にたどり着きます。
なんの飾り気もない普通の電車に乗っていると、ほんとにあの絢爛豪華なお城にたどり着けるのかなと不安になります。
しかし、この度、フランス国鉄は、この電車の内装を一新しました。
一新すると言ってもごくごくシンプル。ヴェルサイユ宮殿のインテリアをプリントした壁紙を貼るだけ。
しかし、壁紙の制作にはそれなりの時間がかかったようです。
「ベルサイユ宮殿のインテリアをデジタル撮影し、それを組み込んだヴァーチャルな電車でデザインを検討し、壁紙にしたのです」と責任者の方。
作業は1つの列車に10日ほどかかるそうです。
印刷されたプラスチック製の大型壁紙には、落書き防止加工と防炎加工がほどこされてています。
壁紙に印刷されているのは、ルイ16世の書斎、マリー=アントワネットの寝室、グラン・カナールのアポロンの像等々。
「多くの方が毎日運行されているRER線でいらっしゃいます。観光客の皆さんには、電車の中で目にしたものの本物をここで見ていただくことになります」と宮殿の責任者の方。
装飾のほどこされた電車の第一号が、来週の水曜日、5月16日から運行されます。
残りの電車は少し遅れて9月から運行の予定だそうです。
どうも全部の列車にこの壁紙が貼ってあるわけではなさそうです。4本に1本の割合ということですから、中を確認してから乗った方がよさそうです。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、地下鉄に乗ると、アコーデオンをもった男が5分間ぶっ続けで歌を歌った。ようやく終わると、男はチップをもらうためにコップを持って車内を歩き始めた。乗って来たばかりのお客がコップを差し出されて言った。『えっ、私はなにも聞いてないよ』すると男はまた5分間歌い続けた」
VDM (Vie de merde)より
carotteさんおはようございます。
ヴェルサイユ宮殿に行くときはRER C号線で行きました。 ch deMars Tour Eiffel駅ではヴェルサイユ宮殿の1日券とRERの乗車賃込みで発売されていました。
by ネオ・アッキー (2012-05-13 11:48)
フランス国鉄はインテリアで来ましたか、確かにこれはありですね。一方で日本は、ものすごくわかりやすく外装のラッピング電車をよくやっています。京阪や叡山電鉄はけいおん!を、京急では堀北真希ちゃんをラッピングした梅ちゃん先生電車を走らせています。梅ちゃん先生電車、乗りたい(笑)。
by opas10 (2012-05-13 19:51)
ネオ・アッキーさん、おはようございます。
おお、そんな切符があるんですね。そうなると、ますますRER線で行く人が多くなるかもしれません。あのラインはなにかと便利なんですよね。
by carotte (2012-05-14 09:40)
opas10さん
日本の場合、お城のインテリアとか神社仏閣のインテリアってなりますから、ちょっと電車の中には使えそうもありません。やっぱり外側ということになりますねえ〜。梅ちゃん先生電車、京急となると遠くないですが......次回のブログで実地検分なんてありそうな.....。^^;
by carotte (2012-05-14 09:45)