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モン=ブラン 前編 [ローヌ=アルプ地方]

 ヨーロッパ・アルプスの最高峰モン=ブラン。


 その美しい姿が見える近郊の町を2つ、前編と後編にわけて訪ねます。


 まずは、シャモニー。

Paris_Chamonix.jpg

 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2012年7月9日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合や、直接TF1のサイトでご覧になりたい方は→こちら



 標高約4,810メートルのモン=ブラン。


 その頂上から3,800メートルほど下にあるのがシャモニー。


 正式にはシャモニー=モン=ブラン(Chamonix-Mont-Blanc)。


 人口は9,000人ほど。


 銅像は近代登山の創始者と言われるオラス=ベネディクト・ドゥ・ソシュールとそのガイド、ジャック・バルマです。


 “山を踏破する”という概念は、このシャモニーで生まれたと言われています。


 ここはモン=ブラン登山の入り口。世界中から人々が集まってきます。


 英国、イタリア、日本、ドイツ等々。


 その登山の案内所がMaison de la Montagne。


 モン=ブラン登山には1,000ユーロあまりの費用がかかりますが、登りたい人にとっては決して高額なわけではありません。


 「モン=ブランに登ったよと言えば、うわあ〜すごい!ってなことになりますからねえ」


 「素晴らしい景色を楽しみたいというのと、困難なことに挑戦してみたいというのの両方ですね」


 町には観光客や登山家のための宿泊施設が充実しています。


 その中の一つが1900年創業のHotel la Prairie。


 現在のオーナーであるジュヌヴィエーヴさんの曾祖父にあたるアンリ・クラレ=トゥルニエは登山家の一人で、シャモニーが観光地になることを見越して、ここに今の宿泊施設を建てたそうです。


 部屋の窓を開けると、モン=ブランや近隣の鋭峰が姿を現します。


 リオネルさんは画家であり、登山ガイドでもあります。


 これまで目にしてきた様々なモン=ブランをキャンバスに描いています。


 「朝日に輝くモン=ブランや嵐のモン=ブランなどいろいろ見てきました。何年もともに暮らして自分の肉体の一部のようになっていないと絵には描けませんよ」


 シャモニーは町を観光しても楽しめます。


 テレザさんは76才。アメリカ人ですが、この地方に魅せられて50年も前から近くの町で暮らしています。


 本職は写真家ですが、ガイドの仕事もしています。


 写真家だけあって、ベストのアングルで撮影ができる場所を心得ています。

 

  

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、彼を驚かせてやろうと、USBメモリーに私のセクシー写真を保存して彼に返した。すると、中味を見ようともせず、そのまま弟に貸してしまった」

 

VDM (Vie de merde)より



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コメント 4

orange

先日、シャモニーで雪崩があり何人かの犠牲者が出ましたね。
あの盛り上がった氷河を見るとこれが崩れたら…って思います。
でも景色はとても綺麗ですね。行ってみたいですねぇ。
by orange (2012-07-14 22:54) 

carotte

orangeさん
まさにこのモンブランでの出来事でした。
TF1がこのシリーズを始めた翌日(?)雪崩のニュースが入ってきました。結局、9人もの犠牲者になってしまいました。この時期、雪崩が頻発しているようですが、登りたい人にとってはあまり関係ないんでしょうね。
by carotte (2012-07-15 08:17) 

opas10

さすがに美しい山ですね~。でも、モンブランというとついつい、けいおん部のティータイムを思い出しちゃいます、5人ともモンブランというと大喜びしてましたから(笑)
by opas10 (2012-07-15 19:11) 

carotte

opas10さん
そうでした。ついぞそのことを忘れておりました。モンブランと言えばケーキ、ケーキと言えばティータイム、ティータイムと言えば、けいおん!でした。
by carotte (2012-07-16 09:38) 

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