フェンシングの微妙な判定 [イギリス]
毎日、暑いですね。そして、夜になっても涼しくならないのが堪えます……。
フェンシングの太田選手、がんばったんですが1点差で惜しくも3回戦敗退。残念でした。
でも、北京オリンピックの金メダリストを破ったんですからすごいです。
さて、そのフェンシングですが、「一秒の判定疑惑」がちょっとした話題になっています。
7月30日に行われた女子エペ個人の準決勝、韓国の選手対ドイツの選手の試合。
同点のまま延長戦へともつれ込み、残り一秒でドイツの選手が決勝点をもぎ取り試合は終わったかに見えたのですが、韓国側がこの1秒に猛抗議。
ドイツの選手が決勝点を決めたのはこの1秒が過ぎた後だというわけです。
その時の様子が下記の映像です。
左がドイツの選手、右が韓国の選手。
試合が再開されようとしていますが、残り時間は1秒しかありません。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。
なんとも微妙な判定です。
結局、韓国側の抗議は認められず、コーチもあきらめて、事は終結かと思っていたところ、今度は選手が納得せず、そのままピストに座り込み始めます。
これが延々と続いて45分。
結局、係員に促されて泣きながら退場するという事態になってしまいました。
この韓国の選手、その後行われた3位決定戦でも敗れてしまったようです。
なんとも後味の悪い結末でした……。
さて、話は変わって、オリンピックの開かれているロンドンですが、街のあちこちにある著名人の銅像約20体に、こんなユニークな帽子がかぶせられているそうです。
セキュリティの関係で閉鎖されているあの電話ボックスもアートに変身しているとか。街を歩けば面白い発見がありそうです。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、ビーチでのんびり仰向けになっていた。顔には麦わら帽子。風に飛ばされないようにゴムを頭の回りに巻き付けた。すると、ガキがやってきて帽子を取ろうと引っぱったかと思うと、ゴムに気づいてすぐに手を離した。おかげでこっちは顔面強打」
VDM (Vie de merde)より
今回のオリンピックでレフリーの未熟さが目立ちます。真剣勝負の選手があまりにも可愛そうですね。
by rabbit (2012-08-01 09:23)
そうそうフェンシングで使う言語はフランス語なんですよね。
試合の用語もそうなんですね。場内アナウンスも…
今回のオリンピックでは柔道でも??な判定が何度かあったり、どうしたのでしょうね。その場に韓国の選手が当事者になってしまうことも多いように思います。これは偶然でしょうけど。
by orange (2012-08-01 12:20)
rebbitさん
この一件で、オリンピックでメダルを取りたいという選手の気持ちがどれほど強いものかを思い知らされました。この選手には4年後にまたがんばって欲しいですね。
by carotte (2012-08-01 18:54)
orangeさん
フェンシング用語は仏語ですね。場内アナウンスはたぶん英語とフランス語の両方だったのだと思います。何しろこの映像はフランスの公共放送の映像なので英語ははぶいた可能性があります。柔道も、それから体操も判定が変わったのがありましたねえ。今回の判定は微妙ですね。覆ってしまったら、今度はドイツ側から抗議がきそうな感じです。
by carotte (2012-08-01 19:06)
今回は微妙な判定が多いですね。柔道の海老沼の一戦といい、このフェンシングといい、やけに韓国絡みが多いのが不思議なところです。でもこのフェンシングの判定は納得いかないでしょうね。
銅像へのかぶせもの、「けいおん」でもよく季節ごとに校庭の銅像にかぶせものしていたのを思い出しました(笑)
by opas10 (2012-08-04 14:06)
opas10さん
微妙な判定が多いですね。それに、昔に比べると判定に異議を申し立てるのが習慣になってる感じもします。この試合後のトレーナーの抗議の仕方がかなり激しい。それだけ微妙な判定だったのかもしれません。
そう言えば、「けいおん」、折にふれ、校庭の銅像に妙なかぶせものが登場してましたね。「くすっ」と笑わせといてストーリーが始まるみたいな回もありました。
by carotte (2012-08-05 09:55)