味覚週間2012 その4 [フランスのお菓子]
シリーズの四回目も引き続きお菓子です。
タルト・ノルマンド、つまりノルマンディ風リンゴのタルト。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2012年10月17日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合や、直接TF1のサイトでご覧になりたい方は→こちら)
オーブンから出て来たのが、そのタルト。こんがり焼けて美味しそう!
この美味しそうなタルトを作るためには、まずは材料をきちんと揃えてからです。
今日の番組はちょっとお菓子教室風。
先生は、モン=サン=ミシェルからそう遠くない海辺の町サン=ペール=シュル=メールのパティシエ、ブノワさんです。
まずは生地を作ります。
材料は、バター200g、卵3個、イースト菌一つまみ、塩一つまみ、小麦粉500g、グラニュー糖200g。
小麦粉とバターを混ぜ合わせたところに砂糖とイースト菌を加え、土手を作ったところで卵を落とし、良くこねます。
2時間ほど冷蔵庫で寝かせたら、綿棒で伸ばし型に入れます。
次は、中味です。
材料は、リンゴ3個、卵3個、スライスしたアーモンド20g、生クリーム250g、カルバドス10g、牛乳125g、アーモンドパウダー50g、砂糖50g。
卵、牛乳、カルバドスをボールに入れ泡立て器でよく混ぜます。
ここに、生クリーム、アーモンドパウダー、砂糖を加え、さらによくかき混ぜます。
リンゴは皮をむき半分を5等分します。5等分とはちょっと難しい……。しかし、このくらいの大きさがベストだそうです。
これを生地の上に並べたら、さきほどボールで作った液体を上からかけます。
最後にアーモンドスライスをのせたらオーブンで1時間半かけて焼き上げます。
お店では粉砂糖のたくさんかかったタルト・ノルマンドをマダムがお買い上げ。
食後のデザートではなく、夕方5時のコーヒータイム用でした。
皆さん美味しそうに召し上がっていますが、一切れが大きい!
「あっさり軽めのタルトですからいくつでも食べられますよ」とマダムの1人。
司会のベルノーさん、食べたそうにため息ついていました。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、『白雪姫』の劇を見た後で、6歳になる妹が、不気味な笑みを浮かべながら、私にリンゴを渡して行った」
VDM (Vie de merde)より
carotte さん、おはようございます。
粉糖たっぷりのタルト・ノルマンド、一切れが大きいですね(ホールのサイズが大きい?)。「あっさり軽めのタルト」といっても、バター、卵、生クリームをけっこう使っているので、カロリーはかなりあるのではないしょうか。
ホールを6等分して、5人で分けて食べていましたが、残った一切れ、誰が食べたんでしょう。ちょっと気になりました。
by wattana (2012-10-19 07:48)
wattanaさん、おはようございます。
切った残りは取材班が食べた???
粉砂糖もたっぷりかかって、カロリーは青天井.....。使っているバターの量がまた並じゃないですから脂肪分もかなりすごいです。しかし、この手のものを食べ慣れてる仏人の消化する力は日本人よりは強いんじゃないですかね。そして、日本のひと切れが小さすぎるのかもしれません。
by carotte (2012-10-19 09:02)
簡単に作れそうですね。りんごの季節ですからね。
先日のお菓子といい…このりんごタルトといい、
素材の味が決めてのようですね。
by orange (2012-10-19 10:30)
orangeさん
生地がパイ生地じゃなくて全部まとめて混ぜて作ればいいのでわりに楽です。これから本格的にリンゴの季節になりますね。カルバドスなんかちょっとたらして作ってみたいです。
by carotte (2012-10-20 00:30)
5時のコーヒータイムに、カロリーたっぷりの大きなリンゴのタルトを食べて、当然そのあと7時くらいには夕食もガッチリといただくわけですよね!?放課後のお茶とお菓子がウリのけいおん部の面々でもフランス人には敵わないですね~。
by opas10 (2012-10-21 17:12)
opas10さん
多分夕飯は9時すぎなんじゃないかと思います。あちらは夕食の始まる時間がわりに遅いのです。それにしても、夕食前にこんなものを大量摂取とは!皆さま、それなりの体型の方々ばかりでした ^^
by carotte (2012-10-22 09:03)