ボジョレーより若いワイン [フランスのワイン]
ワインと言えば、何年も熟成させることで美味しく飲めるものと、発酵が始まってから1〜2ヶ月ほどで飲んでしまう方が美味しいものの2種類があります。
後者に入るのが例のボジョレヌーヴォー。
ブルゴーニュ地方のボジョレー地区で作られるワインで、今月の第三木曜日が解禁日。
しかし、それより一ヶ月も早く発売される若いワインがあったのでした。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局france 3で2012年10月19日に放送)
オード県の若いワイン(vin primeur)は、毎年10月の第三木曜日が解禁日。
ここはカルカソンヌ郊外の村カヴァナック(Cavanac)の共同ワイン醸造所。
「タイミングがとても難しいんです。短時間でこの地域のレベルに見合ったワインを作り上げなくてはなりませんから。その意味では、皆、白ワインを作りたがります。赤よりは楽ですから」とワイン農家の方。
この若いワインの出荷量は、この地域の熟成ワインに比べてずっと劣ります。全体の0.2%しかありません。
解禁日に村で行われたワイン祭。試飲に訪れた人たちで賑わっています。
「この若いワインはワイン祭りに合わせて出荷されます。数は3000本ほどです」と関係者の方。
「とてもフルーティーですが、甘くなくて美味しいですよ」と英語圏の方とおぼしき女性。
オード県の若いワインは発酵から1ヶ月ほどで飲んでしまうようです。
こんなワインがあったなんて初めて知りました。
この日はあちこちのカフェやカーヴで試飲会が開かれたそうです。生ガキが美味しそうでした。
さて、本日はもう一つおまけの映像を。
ワインオープナーがなかったためにワインを飲むのを諦めたことのある方は多いと思いますが、なくても大丈夫。
靴さえあればワインを開けることができます。わりに簡単です!
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、友達が私の誕生日(木曜日)にメールを送ってくれと言う。そうすれば、私におめでとうと言うのを忘れないからだそうだ」
VDM (Vie de merde)より
carotte さん、おはようございます。
カヴァナックの共同ワイン醸造所の映像、醸造ラインの一部(タンクと配管)だけしか映りませんでしたが、ボジョレー・ヌーボーと同様の醸造方法なんでしょうか。靴を利用した開栓方法、安いワインを買って一度試してみたいと思いました。
by wattana (2012-11-05 03:39)
コルクの栓が靴で抜けるとは!(@_@;)
一度試してみたいっ!
by soraaane (2012-11-05 07:22)
驚きの方法ですね。理屈としては分かりますがビックリ!
新酒の白ワイン。ちょっと興味があります。そして生ガキも。
by orange (2012-11-05 10:00)
wattanaさん
ボジョレーは赤でこちらは白。醸造方法、どうなんでしょう?どこか違うんでしょうかね。
あのワインの開け方、試してみたくなりますね。
by carotte (2012-11-05 11:10)
soraaaneさん
こんな風にして簡単に抜けるなんて驚きです。
靴で底を叩いても抜けるようなんですが、壁に叩き付ける方が簡単らしいです。
by carotte (2012-11-05 11:11)
orangeさん
こんな開け方があったんですよぉ〜。びっくりですね。
白ワインの方はフルーティだけど甘くないということですから、きっと口当たりがよくて美味しいですよ〜。生ガキをお供に飲んでみたいですね。
by carotte (2012-11-05 11:16)
あんな方法で、しかも靴でワインのコルク栓が開けられんですね!!若ければ若いほどいい、というワインも驚きです。あの牡蠣は、広島の牡蠣みたいなちょっと小ぶりのタイプですね、美味しそう!
by opas10 (2012-11-11 11:36)
opas10さん
コルク栓が軽く開いてましたよね。これからはオープナーがなくてもこの方法で行けます!
ちょっと小ぶりでしたけど牡蠣がおいしそうでした。白ワインが合いますよん。でも、禁酒中のopas10さんには目の毒だったかも。ごめんなさい。
by carotte (2012-11-11 21:58)