パリ エスニック料理ツアーその4 [パリ]
シリーズの最後は、アフリカはセネガルとカメルーンの料理を出してくれるお店Lion Indomptable。パリ20区にあります。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2013年2月28日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合や、直接TF1のサイトでご覧になりたい方は→こちら)
お店の名前Lion Indomptable(「不屈のライオン」という意味)は、カメルーン代表サッカーチームに捧げられています。
「毎日元気に暮らして行くには、故郷の食べ物の味が必要なんだよ」とシェフ。
お店の厨房ではすでにいくつか料理が出来上がっていました。
一つは、ほうれん草のような野菜と玉ねぎとショウガを煮込んだNdolé(ンドレ)という料理。
もう一つはYassa(ヤサ)。玉ねぎと生唐辛子を煮込んだもの。
赤いソースはトマトベースのTiep bu dieun。
この3つはセネガルの料理。いずれも、ご飯、魚、肉、野菜などと一緒に食べます。
そして、本日、シェフが作ってくれるのが、ヒラメ料理。カメルーン産のヒラメを使います。
「カメルーンでは高級魚です」とシェフ。
ヒラメに切れ目を入れて塩と香辛料をすりこみます。
表面に油を塗ってグリルします。
「おいしい料理が作れたら、なんでも思いのままだよ」とシェフ。
「お国の女性は料理をする男性が好きですか?」と取材班。
「ああ、もちろんだよ」とシェフ。
「じゃあ、かなりもてたんでしょうねえ」と取材班。(笑)
「料理には愛が必要だよ。愛がなかったらおいしい料理は作れんさ」とシェフ。
「ここの料理はおふくろの味なんです。だから、ここに来れば故郷を味を楽しむことができます」とアフリカ系の男性。
「Ndoléはとっても美味しいですよ」とフランス人とおぼしき男性客。
「ここのNdoléは格別だよ」と別の男性客。
見た目がいまひとつなNdoléですが、相当美味しいみたいです。食べてみたいですね。
気さくなシェフに楽しい音楽。最後は皆さんダンスに興じてました。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、そして昔から僕はアフリカ系です。僕の彼女は、僕がライオンキングなんて一度も見たことがないというと、自分の国の歴史に興味をもたないなんてひどいと言って非難します。」
VDM (Vie de merde)より
いものようなものとか、バナナを買い込んでいたのでどう料理するのかなと思っていましたが・・・Ndoléというのは確かに見た目はちょっと?って感じですが、みなさんがそんなにおいしいというののならきっといい味なんでしょうね。
by yuzuhane (2013-03-04 21:51)
yuzuhaneさん
いつものようにお店で買いそろえたもので料理を作ってくれるのかなと思っていたら、さにあらずでした。^^;
どれもどろっとした煮込みソースで、カレーの感じで食べるみたいですね。Ndoléはおいしいみたいですよ。
by carotte (2013-03-06 17:07)
確かに見た目はイマイチですが、なんといってもヒラメ!きっとスパイスが程良く効いて、皮はパリパリ、白身はジューシーに仕上がっているんでしょうね~。
by opas10 (2013-03-17 17:07)
opas10さん
ヒラメは見た目もおいしそうでしたね。日本だと切り身になりそうなところですが、あちらはまるまつ一尾調理して出してました。
by carotte (2013-03-18 13:18)