コート・ブルー その3 [プロヴァンス地方]
再び地中海に戻ってきました。
今日、訪ねるのはカリー=ル=ルエ(Carry-le-Rouet)(下記地図の緑印)。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2013年7月3日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合や、直接TF1のサイトでご覧になりたい方は→こちら)
漁港で知られていたカリー=ル=ルエも、今では数えるほどの漁船しか残っていません。
その一つがセルジュさんの船。夜しかけておいた網を引き上げます。
こうして見るとやはり海の色はブルーです。そして岩肌の見えた入り江の海岸線が地中海らしい風景を作り出しています。
「素晴らしい景色でしょう?」
「マルセイユの海岸が全部見渡せます。それにあのノートル=ダム・ドゥ・ラ・ガルドも見えますよ」
港に戻ると常連のお客さま方がお待ちです。釣れたばかりの魚はさぞかし美味しいことでしょう。
港にはたくさんのプレジャーボートが係留されています。
漁港だった港は、今ではリゾート地に変身です。
「町の人たちは親切ですし、太陽は輝いていますし、ここはいいところですよ」とツーリストとおぼしき女性。
そして、水色のレジ袋を持って登場したおじさん。
この方、ジャン=ミッシェル・フーコーと言って、フランスでは知らない人はいないというくらい有名なテレビやラジオの司会者なのです。
もう何年も前からカリー=ル=ルエに居を構えていらっしゃるとか。
そのフーコさんが進めてくれたのが、この近くで作られている山羊のチーズBrousse de Rove。美味しいらしいですよ。
「私はパリで仕事をしていますが、50年近く前から毎週のようにここに来てます」とフーコーさん。
旅行でやって来た人がそのまま住み着いてしまうケースもあるそうです。
ごろごろとした岩と海。この町の魅力はその透き通るような海の水をたたえる小さな入り江。
30年ほど前からこの環境が壊れないように保護されてきたそうです。
水中メガネでのぞいてみると、たくさんの海の生き物たちが泳いでいました。
ツーリストに人気なのもよく分かります。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、夏の間中、短パン姿でうろうろしていたら足まできれいに日焼けしてしまった。問題は、短パンの長さがまちまちだったこと。おかげで、足には日焼けのグラデーションができてしまった。」
VDM (Vie de merde)より
素晴らしい風景です。
こんなところで感じる陽射しは”いいなぁ…”って思いますね。
都会の照り返しでは、もう暑くて溶けそうです><;
気持ちよい陽射しを浴びて綺麗な水で、美味しい魚で^^
以前拝見したレシピでまた料理しました^^ carotteさんのお名前の
引用をさせて頂いています。
今回はオリジナルをちょっとアレンジしてみました。
by orange (2013-07-11 14:28)
orangeさん
地中海地方は絵になる風景が多いです。
都会の夏は頭の上と足下の両方から熱気がおそってきますから堪りませんよねえ〜。この状況、8月まで続くのかと思うと恐ろしい・・・。orangeさん風ガストンジェラール拝見しました。見るだけで食べられないのが残念>< とっても美味しそうに出来上がってました。
by carotte (2013-07-13 09:54)
フランス人のつぶやき、けいおん!!で、夏フェスですっかり日焼けして、プールにいったら見事なツートンになっていたあずにゃん、というのがあったのを思い出しました(笑)
by opas10 (2013-07-17 22:42)
opas10さん
それ、ありましたね。こういうのは本人が気がつかないうちに焼けてしまうのでしょうがないです。ツートンがなるなくまでにはしばらくかかるんですよね。
by carotte (2013-07-18 12:34)