ニースのグルメ散歩 [コート・ダジュール地方]
このところ夜が涼しい東京です。なんだかほっとしますね。
こんな日がしばらく続いてくれるとありがたいのですが・・・。
さて、今日はグルメを探してニースの路地をお散歩します。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2013年7月18日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合や、直接TF1のサイトでご覧になりたい方は→こちら)
太陽の日差しが照りつけるニース。もうすぐお昼の時間です
皆さん、短パンやショートパンツ姿で街をうろうろ。
お店の並ぶ狭い路地。ここはVieux-Nice(古いニース)と呼ばれ、古くからある界隈です。
「ここは面白い通りですね。南仏の雰囲気がじわじわ伝わってきます」と男性。
「一日この界隈をうろうろして、雰囲気を楽しんでます」と女性。
ここでは、オリーブや野菜などの食品から、流行の洋服やお花に至まで、様々なものが売られています。
そして、レストランやナイトクラブもあるそうです。
きょろよろしながら歩いていると、丸い大きなサンドイッチが目に止まりました。
パン・バニャです。挟んであるのはあのサラダ・ニソワズ。昔は漁師さんや労働者のお弁当だったそうです。
イタリアに近いせいかラヴィオリ専門店もあります。
「ひいお祖父さんとひいお祖母さんがこのお店を始めました。私で4代目になります」
この界隈には魚屋さんもあります。
「Vieux-Niceは小さな村みたいなもんですよ。皆、知り合いばかりですしね」と男性客。
魚屋さんに今日のおすすめ献立を訪ねてみました。
「あつあつのポテトに、アイオリソースをつけてサラダと一緒に食べる」
一方、山の幸のお肉屋さんでは、30キロはある豚の詰め物が店頭にお目見えしました。
正午、レストランではニース名物ソッカが人気です。
「ひよこ豆の粉、水、オリーブ油、塩で作った生地を焼いたのガソッカです。作り方は簡単。でもとってもおいしいんですよ」とお店の方。
ソッカについて興味のある方は以前の記事を→こちら
南仏の味を楽しむためには、気取らず手を使ってむしゃむしゃ頂きます。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、車がカーブを切る度に変な音がするので修理工に見てもらうことにした。彼は車の具合を確かめるために、近くの路地を走っていたが、5分後にピクルスの瓶をもって帰って来た。それは、昨日、スーパーで買い物をした時にトランクに置き忘れたものだった」
VDM (Vie de merde)より
国際的なリゾートでありながらも、こういった気取らない手軽な食べ物があるのがいいですね。豚の詰め物は、ちょっとグロテスクな感じがしないでもないですが、肉食文化だとむしろあのくらいの方が食欲をそそるのでしょうか。
by opas10 (2013-07-21 00:22)
opas10さん
この界隈を散歩したらきっと楽しいですよ。
豚の詰め物をマグロと考えると納得がいくような気がするんですが・・・。少しずつ切り身を売るわけです。刺身にして食べると美味しそ!なんて思っちゃいそうです。
by carotte (2013-07-21 12:26)