クリスマスカード [トピックニュース]
この時期、フランスの郵便局は目が回るほどの忙しさだそうです。
何しろ小包の量が普段の2倍。中に入っているのはもちろんクリスマスプレゼント。
そして、クリスマスカードもこの時期に集中します。
電子メールやインターネットの時代になっても、カードを送る人の数は減らないそうです。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2013年12月18日に放送)(▸をクリックしても映像が出て来ないときは、ウィンドウの下の文字をクリック)
フランス人の5人のうち3人がこうして手書きのクリスマスカードを出しているそうです。
文房具屋さんの店先には様々なカードが並べられています。
よく知られているのがユニセフの発行するカード。
定価の60%が世界の子供たちの生活状態を改善するために使われます。
「毎年500万人の方々にユニセフのカードを利用していただいています。つまり、電子メールがあっても、カードでメッセージを送るという伝統は少しも失われていないことになります」とユニセフの方。
様々な図柄の中から、自分の気に入ったカードを選ぶのも楽しみの一つかもしれません。
そして、このカードをコレクションしている人もいます。
ジャン=クロードさんはその中の一人。
サンタクロースを描いたカードを集めています。その数1000枚以上。
「サンタクロースは、子供時代には王様のような存在でした。そして、魅力的な架空の人物です」とジャン=クロードさん。
赤い帽子をかぶった白いおヒゲのサンタクロース。
こうやってみると、それぞれに個性があります。
コレクションもカードだけに留まらず、様々なオブジェにまで及んでいます。
ジャン=クロードさんの夢はサンタクロースの博物館を作ることだそうです。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、8才になる息子がふいに居間にやってきて言った。『サンタクロースなんていないんだ。トナカイのそりもなし。がっかりだよ。僕はプレイステーションが欲しい』そして、息子は立ち去っていった。」
VDM (Vie de merde)より
フランスの郵便屋は普段からぐずぐずしていますからね。、一度にたくさん郵便物が来ると、やってられないわと首をすくめていそうな気がします。はるか前に出した荷物がいまだにロワシーで止まったままでいつ着くのやらッて感じです。あのおじさんのコレクションも素晴らしかったですが、あそこはおうちなんでしょうか。凄く素敵なところでそちらに目がいってしまいました。
by yuzuhane (2013-12-20 08:17)
日本の年賀状と事情は同じでしょうね。年賀状も、ほとんどが個性のあるものですから、種類からいったら、相当の数になるでしょう。
日本では、クリスマスを楽しんでも、さすがにカードのやり取りはないようです。自転車旅行をするようになって、知りあった海外の友人数組とやり取りするようになりました。いままで、手持ちの日本の絵はがきを使っていましたが、在庫がなくなりました。わが住まいは超田舎のため、絵はがきを入手できず困っています。昨年は、日本の年賀はがきをそのまま使ったりして、窮地をしのぎました。こんな状況で、フランスではタバコ屋などに、絵はがきを置いていたりしますが、日本は、カードや絵はがきがあまり流通していないのに、気が付いたしだいです。
by cycloo (2013-12-20 12:27)
フランス人のつぶやき、相手は違っても最後はプレゼントのおねだり(笑)
by opas10 (2013-12-21 18:10)
yuzuhaneさん
どうしてもこういうのは日本人の方がうまくやってますよねえ。フランス人の郵便局員が25日にはなんとしても間に合わせないといけないと言ってるようですが、怪しい。
あのおじさんの家はモダンな作りで、螺旋階段なんかもついていてすてきでしたね。
by carotte (2013-12-22 11:45)
cyclooさん
クリスマスカードは日本人同士というより、海外の知り合いに出す場合に使いますね。日本人同士となると圧倒的に年賀状です。ふと考えると、フランスでハガキと言えば絵はがきですが、日本は官製はがきやら年賀状になり、絵はがきを出す習慣はあまりないですね。
私も一度、日本の年賀状を使ってフランス人に出したことがありますが、面白がってくれました。年賀状はなかなかいいんじゃないですかね。日本のお正月の風物が描かれていたりするので喜ばれます。
by carotte (2013-12-22 11:57)
opas10さん
あれは暗にパパとママがサンタクロースだったんだと言いつつ、プレゼントをおねだりしているということなんでしょうね ^^
by carotte (2013-12-22 11:59)