ギュスタヴ・エッフェル [トピックニュース]
クリスマスも終わって、残すところ大晦日とお正月を待つのみとなりました。
27日が仕事納めで、今日から年末年始の休暇に入られた皆さんが多かったようです。
さて、その仕事納めの12月27日は、ギュスタヴ・エッフェルの命日だったそうです。
今ではパリのシンボルのようになってしまったエッフェル塔。
その生みの親が亡くなってからちょうど今年で90年になります。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2013年12月27日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合はウィンドウの下にある文字をクリック)
パリにはなくてはならない存在のエッフェル塔。何度見ても美しい・・・。
「これを超える建築物はないと言っても良いくらいですね」
「いつ見てもすごいですね。見る度に、重さはどれくらいあるんだろう?どうやって作ったんだろう?と思いますよ」
白黒の映像は、1900年のパリ万博の会場を撮影したもの。
エッフェル塔が写っています。そして、山高帽のエッフェルさんの姿もとらえていました。
こんなお顔の方だったのですね。
この方が作った建築物はエッフェル塔だけではありません。
パリの百貨店ボーマルシェ、南仏にあるガラビの高架橋(Viaduc de Garabit)、ニースにある天文台のドーム。
そして大西洋を渡ってアメリカにもその業績は残っていました。
あの、自由の女神の建築にも参加していたそうです。
もちろん、設計ではなく、中の鉄骨構造のコンセプトを担当したのがエッフェルさんでした。
「革新的で、当時、並外れた発想をした人でした」と女性。
エッフェル塔を建てたのもエッフェルさんなら、壊される運命にあったこの塔を救ったのもエッフェルさんでした。
確かに偉大な方でした。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、プロポーズするために彼女をエッフェル塔の最上階に誘った。しかし、隠し持っていた指輪が金属探知機に引っかかり、せっかくの計画がばればれに」
VDM (Vie de merde)より
偉大なエッフェルさんの命日は12月27日だったのですか!エッフェル塔も建設当時は、新しいものに対する反感もあって、パリの美観を損なうとか醜悪だとか、いろいろ言われたそうです。でも、こうやって見ると他の鉄骨構造建築に比べて、アールデコの影響もあるせいか、曲線的なフォルムが実に優美です。
by opas10 (2013-12-29 17:06)
opas10さん
建設当時は非難の嵐だったのに、今、こうやってみると本当に美しいですね。パリの街に馴染むというか溶け込んでいて、エレガントです。鉄なのに冷たい感じがしません。これを作ったエッフェルさんはやっぱり偉大でした。
by carotte (2013-12-31 18:05)